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ろっくす超大特選盤






ホエア・イッツ・アット
ベック
1996/6/11


♪きゃんきゃん、きゃんきゃん、わほーん♪

「にゃあ」

「きゅうん」

「この負け犬め、こらしめてやる。

だって。」

「わんわん」

「俺は負け犬じゃねえ。ただの犬だ。

だって。」

「またケンカか?原因は何だ。
って何かデジャブな記憶。」



「にゃあああ」



「きゅわあああん」



「みょん」

「コイツが家無しの野良で負け犬だからだ。
だって。」

「お前らだって似たようなもんじゃねえか。
ま、同類、それ故に互いに憎みあう
て言うからな。って何かデジャブな記憶。」

「にゃ」

「きゅわ」

「わんわん」

「お前も負け犬だ。こらしめてやる。
だって。」

「おいおい、俺も同類かよ。
ま、そうとも言えるが
ってこれまた何かデジャブな記憶
気にせずに



長らくお待たせいたしました。毎度おなじみ負け犬のレコ屋でござーい。
今日持ってまいりました負け組で負けっぱなしの負け負けの負け犬のお宝はああああ



ホエア・イッツ・アット
WHERE IT'S AT
ベック
Beck




お、久しぶり。お待たせいたしました。」

「別に待ってないよ。一発屋じゃねえのベックって。」

「違ーーーう。」



「ご説明しましょう。」

「一発屋じゃねえって教えてやってくれ。」

「ベック・ハンセン
本名:Bek David Campbell
1970年7月8日LA生まれ、1970年7月8日(現47歳この時25歳)
気分屋でやさしい蟹座。
父ちゃんはデヴィッド・キャンベル師。カナダ生まれの大物アレンジャーさん。
LA育ち。
両親は10歳の時に離婚し、母方に引き取られヒップ・ホップやラテンで育つもののデルタ・ブルースなんてもんにハマっちまったもんで
学校じゃボッチになり中退、グレて家出、NYへ行くも何ともならず負け犬里帰り、
喫茶店でバカ話しながらセコくブルース弾き語りしてたとこを
インディーズのレコード会社、Bong Loadの副社長トム・ロスロック氏がベックの音楽に興味を持って
Rap-A-Lotレコードのプロデューサー、カール・ステファンソン氏に紹介してくれました。
そのカールさんちで演奏したらえろう気に入ってくれまして、
それでカールさん、その歌の数々の中から短いギターパートを録音してループ化、
ドラムトラックをば挿入して、自らシタールを弾きこんで、他にもサンプリングぶち込み、
そこで初めてベックちゃん参加、歌詞をひねり出しパブリック・エネミーのチャックD式でラップしたら
あらなんと最低なラップ、
で、思わず

I'm a loser baby, so why don't you kill me?
 俺は負け犬だベイビー
 で、何でお前は俺を殺さねえんだ?

と唄ったら、そのラップも歌もそのまんま採用、6時間半で録音終了、
1993年1月18日に(3月説も有り)Bong Loadから500枚プレスで発売、
それが何とカレッジ・ラジオを皮切りにLAで流れ始め、シアトルにまで波及し、
NYにまで行っちまってすぐに売り切れたもんで
先のロスロック氏の友人のA&Rマン、トニー・バーグ氏のいるゲフィン・レコードと契約、
そんなうまい話があるものかと思って躊躇してたのを説得されて。
で1994年の1月に”ルーザー”は再発。ゲフィンの強力なプロモーションもあって

米1994年3月1日発売
日本4月20日発売
3作目アルバム

メロウ・ゴールド
Mellow Gold


より1回目カット

ルーザー
LOSER


があっと言う間に

米、
1回目のヒットで、
1994年1月29日75位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/413082328.html
最高位10位。24週。

英、
1回目のヒットで、
3月5日16位初登場、
最高位15位。6週エントリー。

とサウンド構築も人任せ、それに丸乗りの調子のいい一発屋さん帰ってまいりました。」

「何かデジャブな記憶。その説明、特に後半はこないだのの丸写しサンプリングじゃねえか?」

「サンプリングな音楽だからきっといいんだよ。」

「いいんか。」

「ウルトラ・ヒット後、ベックくん、反動に苦しみまして、
チンケな偽物、たまたま売れただけつう大非難をも浴び叫喚、
俺は所詮一発屋だあとブチ切れて
ライブでは”ルーザー”を20分間レゲエでやったり
マイルス・デイヴィスみたいにやったりジャズパンクでやったり
パフォーマンス集団と大道芸みたいなの交えてやったり
歌詞を変えてやったら誰も一緒に唄ってくれなかったりコケにコケまくったあげく
1994年、腹を決めて2作目アルバムの制作入り、
先の恩人Bong Loadの副社長トム・ロスロック師とロブ・シュナップフ師と録音開始、
お爺さんのアル・ハンセンさんの死など悲しい出来事をうけて沈んだ雰囲気のセッション。
そこからは3曲
"Ramshackle "
"Feather in Your Cap"
"Brother "
がアルバム入り。
うーむこればっかじゃあまりにもあまりにもだとロスロック師らとの作業は中止して
ビースティ・ボーイズとの仕事で高名なLAの
人呼んでザ・ダスト・ブラザース、
E.Z.マイクことマイケル・シンプソン師とキング・キズモことジョン・キング師のプロデュースの元、再開、
当然ヒップ・ホップ色強くなり
もう一段腹を決めて自らの”ルーザー”色を受け入れることを決意、
だってダスト・ブラザースさんらに任せておけば何とかしてくれんもんと
自らの嗜好を好きにぶつけてまとめてもろて
2年超の放浪をへて
ベックさまご帰還です
公式2作目アルバム



オディレイ
Odelay


1996年6月18日発売。

より1回目カット6月11日発売が



ホエア・イッツ・アット
WHERE IT'S AT






さてもプロデュース・作はBeck, ダスト・ブラザースのJohn King and Michael Simpsonチーム、



利用サンプリングは

挿入語りの数々は
性教育アルバムの
”10代のセックス(重要なこと)〜
Sex for Teens (Where It's At)" by Dr. Stanley Z. Daniels
https://youtu.be/INOu7qdEkrs

we've got two turntables and a microphone...
の部分は
80'sNYのヒップ・ホップ団マントロニックスの1985年シングル
"Needle to the Groove" by Mantronix
https://youtu.be/6xWuiAeZLkw

that was a good drum break
の部分は
ミルウォーキーのオルタナ・ロック団、
フロッグスの1989年発売2作目アルバム”It's Only Right and Natural”収録の、
"I Don't Care If U Disrespect Me (Just So You Love Me)" by The Frogs
https://youtu.be/lysotgmS9FY

どこぞの部分は
"Military Scratch - Scratch Mix" by Grand Wizard Theodore
https://youtu.be/ikfycp0bku4

ドラムビートはニュー・オリンズの偉大なる唄う自動車修理工大人同士リー・ドーシー師の1966年ヒット
"Get Out of My Life, Woman" by Lee Dorsey
https://youtu.be/uxp0Kfgpft8



改めまして演奏布陣は

Beck Hansen: Vocals, electric piano, guitar, bass, organ, programming
The Dust Brothers: Turntables, programming
Mike Boito: Trumpet, organ
David Brown: Saxophone
Money Mark: Organ
Eddie Lopez: Outro talking



肝心要のエレピのリフはベックくんが考えたのね

来るか二発目超ヒット!
とまで
行かずに

米国チャート
1996年6月29日75位初登場、
http://rocksblog.seesaa.net/article/451281997.html
以後
71-65-65-65-(8/3)61-61-67-72-73-75-79-78-83-81-82-93-94-(11/2)95位。
最高位61位2週。通算19週。
モダンロック5位。


2回目のヒットで、
1996年6月29日35位初登場、次週51位。2週。」



「んでも見事な復活に花束贈ります。」



PV
https://youtu.be/EPfmNxKLDG4


FULL
https://youtu.be/NoZ78isxzcY






There's a destination a little up the road
 目指すはこの道のちょいと先

From the habitations and the towns we know
 住宅地と馴染みの街からちょい先

A place we saw the lights turn low
 出会うその場所薄暗く

Jig-saw jazz and the get-fresh flow
 流れるは混ぜこぜジャズとスカした音楽

Pulling out jives and jamboree handouts
 ダンスさせてパーティーのギャラいただくぞ

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォンで

Bottles and cans and just clap your hands and just clap your hands
 瓶と缶、んでちょいと手拍子どぞ、ちょいと手拍子しておくんなさい



Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン

Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン

Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン

Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン


Take me home in my elevator bones!
 上げ上げリズムでイカせてくれや!

That was a good drum break
 そいつはもうナイスなドラムブレークだった



Pick yourself up off the side of the road
 道っぱたなんかにいないで出てこいよ

With your elevator bones and your whip-flash tones
 上げ上げリズムと電光サウンドにノッて

Members only, hyponotizers
 会員制、催眠術師の類いが

Move through the room like ambulance drivers
 救急車の運転手のように部屋を動き回ってやがる

Shine your shoes with your microphone blues
 マイクロフォン・ブルースで靴をピッカピカにしてみろや

Hirsutes with your parachute flutes
 落下傘フルートで総毛立ち

Passing the dutchie from coast to coast
 色んな場所からヤクをかき集め

Let the man Gary Wilson
 さあ男ゲイリー・ウィルソン

rock the most
 総勢ロックさせちまえ




WWhere it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン

Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン


What about those who swing both ways: AC-DC's
 「両刀使いの人みたいに両方でスウィングする方々はどう思われます?」

Let's make it out baby
 「理解してみましょう、ベイビ。」


 ぐやああああああああわおわおわお




Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォン

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォン

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォン

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォン

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォン

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォン



Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン

Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン


Oh, dear me Make out city's a two-horse town
 いやはや大した街じゃないのはわかっちゃいるけどね

That's beautiful, Dad!
 最高だわ、パパ


サックスぼえ




I got my microphone
 俺様の武器はマイクロフォン

There's a destination a little up the road
 目指すはこの道のちょいと先

From the habitations and the towns we know
 住宅地と馴染みの街からちょい先

A place we saw the lights turn low
 出会うその場所薄暗く

Jig-saw jazz and the get-fresh flow
 流れるは混ぜこぜジャズとスカした音楽

Pulling out jives and jamboree handouts
 ダンスさせてパーティーのギャラいただくぞ

Two turntables and a microphone
 ターンテーブル2台とマイクロフォンで

Bottles and cans and just clap your hands and just clap your hands
 瓶と缶、んでちょいと手拍子どぞ、ちょいと手拍子しておくんなさい



Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン

Where it's at
 ナウいスポット

I got two turntables and a microphone
 俺様の武器はターンテーブル2台とマイクロフォン


I got plastic on my mind
 頭に浮かぶは愛想笑い
 

Make it out, baby
 わかってくれよな、ベイビー

Let's make it
 さあわかって

Let's make it out, baby
 わかってくださいよ、ベイビー

Yeah, yeah, yeah, yeah
 イエイ、イエイ、イエイ、イエイ


Telephone plastic baby
 まるで糸電話みてえだなベイビイ


Ahh, so good
 あああ、そいつぁいいや



Oh, yeah
 おういえい



Let's play good
 最高のやってくれや



Oh, oh, oh, oh. oh
 おうおうおうおうおうおう







「ひえーー訳すのに悶絶ううう

例えば

Jig-saw jazz and the get-fresh flow

Pulling out jives and jamboree handouts

With your elevator bones and your whip-flash tones

Hirsutes with your parachute flutes

Oh, dear me Make out city's a two-horse town

Telephone plastic baby

俺にいったいどないせいと言うのや。」

「ベックくんのまったくウケなかった時代の苦い思い出を描写したソングなんだね。
包丁ならぬターンテーブル2台とマイクをサラシに巻いて旅へ出るのも板場の修業な
月の法善寺横丁な煽っても煽っても反応薄いつう続負け犬編。」

「ブルース弾き語りだけじゃなくヒップ・ホップのライブもやってたってことか。
だもんで
Where it's at
は”重要、肝心要”って意味じゃなくて”ナウな今最も流行ってる場所”って意味にしたよ。」

「PVの2分半部分でのスカした格好のとこはかの高名なるカーク船長、
ウイリアム・シャトナー師のエルトンの大ヒット”ロケット・マン”のビデオの

William Shatner "Rocket Man"

https://youtu.be/5hARDXYz2io


のギャグになっております。」

「ぎゃはは」

(山)2017.6.30
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ろっくすベックのページ。

資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.muzie.ne.jp/artist/a001909/

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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