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ろっくす超大特選盤




The J. Geils Band
The J. Geils Band
1970


ああっ、ワルそうっ。悪そうなんてーもんじゃないな。ワル。全米手配中ですこの連中。
罪はブギーを大陸中に広めようとした罪。

Jガイルズ・バンド、1970年のデビュー盤です。

リムジーンとか乗る前、正真正銘、街のちんぴら登場。アーティストなんて高尚なもんで無くドンバだ。勉強大嫌い、何が好きかってそりゃもうブギー。これがクラシックとか才能有るよてんなら、偉いねと褒められようが、何の因果かヤクザな音に惚れちまったんだよ。そんでもう河原乞食道に一直線。もう戻れないそれがドンバの悲しくも嬉しい性でございます。

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全米中にあまた黒の音楽に魅入られた連中さぞかしこの頃多かったと思われ。その中から一番凶悪なの見つけました。さすがアトランティック印と皆唸る。

時は1969年代中ごろ、Jガイルズと申すギター弾き、マジック・ディック鳴るハモニカ吹き、ダニエル・クレインはベース弾き。三人で生ブルースをやってたよ。一方、ピーター・ウルフちゅうちゃらちゃらした美術学生あり。悪友ドラマー、スティブン・ブラッド君とちゃらちゃら音を出していた。
そんなちゃらちゃらした日々のある日、ピーター君、ボストンのカタコームってバーでJの連中の演ってる音を聴く。そりゃもうむらむらしちゃってからに、ステージに飛び入り。ピーター君ハモニカ吹きでございました。しかーし壇上にはあのマジック・ディックがおるで。何もでけんで踊るだけ。
その日からもうバンドの追っかけとなる。さんざ、メロンパン買って来い、スプライト飲みてーから買って来いのパシリ生活をさせられた末、ようやくスティヴン君と共にバンドに入れてくれることとなりもうした。
練習場所は何とJ氏のアパートの部屋とな。そりゃもうウルセーと上から下から隣から怒鳴られたことであろう。そんなのにもめげず、ぎっしぎし状態でリハリハ。その上、ある日そこにオルガンが搬入され、セス・ジャストマンちゃんが一緒にもれなく付いて来ました。乗車率230%です。ピーター君たらロックンロールにオルガンは無用だと思い込んでたらしい。犬と猿の仲が続くも次第にその才能に類が赤く染まった。
そうなりゃもう無敵です。演奏の旅に出る。アトランティックがやってきた。

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さー、歌ってもらいましょう。曲はオーティス・ラッシュ師作

ホームワーク

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おーべいび 俺は阿呆だろう
ガッコへ行って無駄なことしてるさ
お前は俺を大好きなんだってば
お前は俺を好きさね
俺は宿題なんかもう出来ません
俺は宿題なんかもう出来ません

おー、べいび お前は俺をメクラにした
ぐるぐるぐるぐるただ廻るだけ
何がなんだかわからねえ
お前は俺を大好きなんだってば
お前は俺を好きさね
俺は宿題なんかもう出来ません
俺は宿題なんかもう出来ません

最高 やれ やれ

はいべいび お前てばもうそりゃ最高
やることなすこと全部俺にとって罰当たり
もしその唇でキッスしてくれたり
その手で触ったりしてくれたら
何をしてくれてもそりゃマジでたまりません

おーべいび 俺に何が出来るのさ
お前が好きで好きで、ぐるぐるぐるぐる歩き回るだけ
お前は俺を大好きなんだってば
お前は俺を好きさね
俺は宿題なんかもう出来ません
俺は宿題なんかもう出来ません

宿題出来ません
できないっす べいべ
できないよ
それがしたいんだよ べいべ
好きさべいべ すき
すきすき


何たって獲れ立てぴっちぴちだよ。アイスブレーカーの氷をも砕くハモニカ聴いておくんなまし。いやハモニカじゃねえ。このJではそれをホーンと呼ぶ。
ブロウ・ヨア・ホーン!
オンボロ・タイムなんて曲もあるで。
スノコって曲もある。

弟子はブルース・ブラザース。やつらもこの生生なブギーの手触りが欲しかったとさ。
メロンパン買いに行かせました。
そしたら俺達の先輩連れてきやがんの。

(山)2007.4.3


入手先参考、試聴可能です、US盤,アマゾン

Jな動画

John Lee Hooker: Boom boom
http://www.youtube.com/watch?v=rOyj4ciJk34


Otis Rush: I`Cant Quit You Baby
http://www.youtube.com/watch?v=Uy2tEP3I3DM

The Contours
http://www.youtube.com/watch?v=SAM1JDZ3r50


The English translation page : here.






みなさんオピニオン
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