まほのガーデン 日刊ろっくす 前日のThAnk YoU rocks   top   back


ろっくす超大特選盤



シンガー・オブ・ソングス・テラー・オブ・テイルズ
ポール・デイビス
1977


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
00000-1.jpg

Greatest Hits


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


もうすぐ登場なさりそうです。
何が?
あの曲。
こころっくすではほぼ毎週メルマガで日刊ロック青年と申しますのを出させていただいてまして、
そこのメイン記事が”チャートでロック”つう全米全英の週刊チャートを全部追っかけてみようてば無謀な試みで、
現在1977年後半。
もうすぐ出てきそうです。あの曲が。

その前に本部を感謝して置かなければ。

あまりに好きで書くのに腰引けてたこのアルバム、

シンガー・オブ・ソングス・テラー・オブ・テイルズ
ポール・デイビス氏1977年作。


昨日やらかして貰ったザッパ師と正反対、xツの穴とか、サノヴァびっち、とかけっして歌わない(多分)、良き米の人です。
ジャケだってほらキリストさんみたい。
しかしてそんなハンデ(ハンデなのかー?)もものともせず、ザッパ師と並ぶアメリカの良心の方。
日本では映画「なんとなくクリスタル」でアダルトで有名さ、瞬間的に。

0-080116-04.jpg

ミシシッピ出身1948年4月21日生まれ、デビューはシックス・ソウル・サヴァイヴァーズとゆうバンドで1966年マラコ・レコードで。
ソロ・デビューは1970年頃、アトランタのバング・レコードにて。本拠地はマッスルショールズです。
JJケールさんともお友だち。しかし、JJさんより現在オリジナル・アルバムがCD化されてない。
物凄くあの曲が売れたのにも関わらず。
その訳は・・・・先日完璧シングルで讃えさせて貰ったブリック同様、レーベルがバングだってこともあり。

0-080116-00.jpg

孤高の会社だからよう。
それにも増してポップだからです。南部なのに。そりゃもうウルトラポップ。もう根っから。
声からしてあれだ、ほれ、胸掻き毟られるキュンキュンするポップ声って有るじゃないすか。
例えばニック・ロウ氏がアルバム「ジーザス・オブ・クール」で”リトル・ヒットラー”で出すあれ。
トッド・ラングレン氏が”アイ・ソウ・ザ・ライト”で出してる、こいつおかしいんじゃないかってくらいキュートな声。
それをお持ちの方です。
ポップもあまりにもそうだとどうも世間からキチガイ扱いされるようで、馬鹿にされて闇に葬られる。
ヒットすると余計にそうだったりして。それは何かやましい思い出とか付きまとうのか?恥ずかしいからか?
わからんでも無いけど、わからん。
出自はカントリー方面からの方です。そりゃ南部だから。でもカントリー・ロックとかネイチヴ・カントリーとか
ドハデ演歌カントリーとかでも無い。
至って禁欲、歌を歌ってこうして出せるだけで幸せって感じが隅から隅まで出てます。

ポップだからって売れるために作ってる人ばっかじゃない。

TV出ますか?って言われて、いやー私なんてとんでも無いって言っちゃうタイプ。
だから映像はほとんど見たこと有りません。(今回、チューブにあの曲のを見つけてしまった。わ。奇蹟。)

ビーチ・ボーイズの”ダーリン”をカバーしてやってます。カバーはその曲だけ。シングルにもした。
そうゆう方です。
そうゆう方の最高傑作がこのアルバム。

0-080116-03.jpg

バックはマッスルショールズの猛者ども、バリー・ベケット氏、ロジャー・ホーキンス氏、
そしてどこでどう知り合ったか、弟子となったエルトン・ジョン・バンドのドラマー、ナイジェル・オルソンちゃん
たち。
全員がこの声と音楽の為に黒子となって演奏してます。

現在、完全にこの音楽はアメリカから消えてます。
もしかしたら世界中からも。
草が根こそぎ刈り取られて更地になっちまうように、それはかなりヤバいんじゃないか。


(山)2008.1.16


0-080223-00.jpg

アイ・ゴー・クレイジー/
ポール・デイビス
1977/10/29


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


00000-3.jpg

Paul Davis-I go Crazy live
http://jp.youtube.com/watch?v=_L886mjb0O8


I Go Crazy
http://jp.youtube.com/watch?v=TNMKeslwF8g

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


完璧なシングルの中の完璧なシングルを讃えます。

アイ・ゴー・クレージー
ポール・デイビス


1977年10月29日付全米TOP40に、TOP100入りしてから10週目にして37位初登場、
以後、
気合入れるぞ、
34-31-29-28-25-25-23-23-休-21-21-19-18-16-14-12-11-9-8-7-7-7-28-35位。
最高位7位、25週6ヶ月半年に渡ってチャートインしまして、100位以内では何と40週、
10ヶ月いたのだこの曲は。
ディスコディスコに明け暮れていた一方、アメリカ人の頭の中でずっとそれが鳴り続けた。えらいこっちゃです。
よく飽きなかったものだとお思いになるでしょう。曲を聴いて下さい。チューブにて。
何でこんな曲が・・・と思われるかもしれません。超地味なバラード。
それがAMラジオが生きていた時代のマジックです。とにかく繰り返しこの曲が流れた。リクエストがある限り。
そしてとにかく繰り返し聴いたのです。その結果がこれ。完全な事実として残ってます。
自分からレコードかけて聴くって能動的な行為ではこうはなり得ません。
通勤の車の中、受験勉強の最中、働いているドーナツ屋さんの店内、工事中の大工さん水道屋さん電気屋さん、奥さんが皿を洗ってる時、
半強制で流れて聴かされて、2ヶ月目にハマり、4ヶ月目に狂い、6ヶ月目には自分の髪の毛になったのだ。
そうゆう曲です。
唄ってるのは、ミュージシャンってスタア稼業にはまるで似合わぬ風体のおじさん。

0-080223-01.jpg

レコード会社は南部の田舎の中小会社バング。同僚は同時にブレークした、ファンクバンドのブリック。
バックを担当しているのは、60’sから南部ソウルの歴史を刻み込んで来たマッスルショールズ・ギャングの面々。
そしてこのただの歌です。





もしもし、君かい
久しぶり
喜んでくれるといいんだけど
僕はやっと笑ったり微笑んだりする仕方を覚えたんだ

君と終わってしまったってことを納得するのに時間がかかっちゃって・・・
人は、元恋人てのは、いい友だちになれるって言うけど
僕はまるでそんな風には思わない 本当に君に会いたい
僕は本当に君とまた会いたいんだ

気が狂って行く
君の目を見ているとどんどん狂って行く
心の中のあの思い出の感触を隠すことなんか出来やしない
とてもとても深く刻まれているんだ
おーベイビー、わかるかい 君の目を見ていると
僕は狂って行く


君は言う 彼が君の心を満足させてくれると
君に彼の夢のすべてを話してくれるって
僕にはわかる それがどれくらい君にとって大切なことか

実感しているんだ 僕がどんなにメクラだったか
ただ君と別れてしまったって思うとき
僕は君の顔を見る そしてそれはただもう本当のことじゃない
そうさ 本当に本当のことじゃないんだ

気が狂って行く
君の目を見ているとどんどん狂って行く
あの懐かしい想い出が蘇ってくる それが内側から燃え出すんだ
とてもとても深く果てし無く深く
おーベイビー、わかるかい 君の目を見ていると
僕は狂って行く

ピアノソロ

おーおー、おーほほ
気が狂って行く
君の目を見ているとどんどん狂って行く
心の中のあの思い出の感触を隠すことなんか出来やしない
とてもとても深く刻まれているんだ
おーベイビー、わかるかい 君の目を見ていると
僕は狂って行く



どうしょもなく欠点だらけの男の未練歌。取り返しのつかない歌です。
とにかくその時好きだったらくっつき、嫌いになったら別れるっつう後先考えない人生方式なのがこの時分から今に至る米人。
恋愛ごとに限らずすべからくそうで、ですから転職も当たり前、人生が別れの連続だとゆう。
しかし、そう衝動的に別れてうまくいくことばっかじゃありえねえ。
人前では、”私はポジティブに生きるのよ。未来に向かってより良き私になるわ。”と強がってみても・・・。

流行歌は、人が勝手に歌うことですから、その流行りは逆に本音が出る。
だからそれはもう弱音歌ばっかりだったりして。
その最もたる、そっと歌って、そっと感じさせてくれたのが
この歌。その半年。

日本では、その時発売無し。バングと付き合ってるレコード会社が無かった。有ってもしなかっただろな。

0-080223-02.jpg

発売されたのは、「なんとなく、クリスタル」って映画に使われてからです。

0-080223-04.jpg

お洒落な歌として。

0-080223-05.jpg
↑「イア・ゴー・クレージー」ぢゃねえ

それを訊いた時、俺は狂って行ったよ。

0-080223-03.jpg

そのシングルてば、私でもわかるひどい対訳付です。そうゆうの多いから、
だから俺は出来るか出来ないかわからんでも、解釈に挑戦したくなるのだ。

0-080223-09.jpg


(山)2008.2.23




↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは存在しません。

スウィート・ライフ
ポール・デイビス
1978/10/7


えーとお。何かテレるな。
何も私が照れなくてもいいすけど、今日は究極のノロケ歌を讃えます。

スイート・ライフ
〜Sweet Life




唄うは
ポール・デイビスさん。

アメリカ南部に生息する孤高の音楽聖人。

我が国では”なんちゃってからにクリスタル”とかなんとかゆう映画で使われました
”アイ・ゴー・クレージー”で有名かと。
のみで有名かと。
アメリカではこっそりたくさんヒット出してますけど、やっぱりそのクレージーな歌で一番有名です。
アルバム”Singer of Songs: Teller of Tales”。



1977年発表の名作からのシングル。
8月末くらいから40週もベスト100内に留まる超ロングランヒットで。
最高位7位。
10ヶ月近く全米中に愛された。
そうなりますと嬉しい悲鳴、次のシングルをカットする機会ってのがなかなかありません。
被っちゃうから。
ビーチ・ボーイズの名カバー”ダーリン”を次に出したようなんですけど・・
やっぱし自分で自分を喰うことになっちゃったようで最高位51位。
それなら・・・
もう腹をすえて・・・・
どばーんとあいだ開けて出そうと・・・
3枚目のシングル・・・・

正に待ち受けていた”甘い生活”



が1978年10月7日に7週かけて全米TOP40入り。
ほぼアイ・ゴー・クレージーから1年経ってからか。
47位から40位で初登場、
以後38-36-33-28-26-24-22-20-18-17-24位。
それでもほとんど☆付で上がっていった最高位17位ですから。
えらいことです。
で、照れますのは、めっぽういい歌なんすけど、
これが・・・

あま〜〜〜い揺れるハート

タイトル通り。
普通、ここまでやっちゃったらいやらしくベタベタになっちゃうわな。
そこをギリギリのところで品を保つは、ひとえにデイビス氏の真摯な人徳です。
バック陣のキリリと己を制す演奏も。
ドラムスのスネアなど、よく聴きますとウルトラトリルしてるもん。
いちいち鳥肌。

が・・・
まーいいや、照れてないで、こうゆう風に・・

Paul Davis - Sweet Life (1977)
http://www.youtube.com/watch?v=tZR1YPRim_Y




ぽん ぽん ぽん

ぽん ぽん ぽん

彼女は君のためなら何でもしました
彼女は私に腹を立てさせました
おー、そして僕は高揚します
ただ彼女が育っていくのを見て

僕たちはいつでも夢見てた
共にお城に住むことを
おー、でも僕らはずっと同じ古ぼけた小屋にいる
時にケンカをしたりします
でもいつだって仲直りしている
おうおー
そう
この全世界って何か急いでばかりいるよう
でもダーリン
僕らは僕たちの時をただ過ごそう

何故って
僕らはそんな甘い生活をおくっているから

何て楚々とした人生
僕の愛は君と分け合って
 (いつだって君を愛してる)
おう
僕らはそんな甘い生活をおくっています

何て楚々とした人生
僕らの夢を現実にして
僕らは僕らの夢を現実にしているんだ


君は僕の愛
君は僕の人生
おう
そして僕は高揚する
ただ君を強く抱くと

僕らはいつだって夢見てた
たくさんお金を儲けることを
おー、でも
僕は貧乏なのを気にしてない
何故って君が僕と愛しあうとき
ハニ

それ以上求めることなんか出来無いさ

おうおー、そうだね
僕らの友だちみんなは急いでいるみたい
でもダーリン
僕らは僕たちの時をただ過ごそう

僕らはそんな甘い生活をおくっているから

何て楚々とした人生
僕の愛は君と分け合って
 (いつだって君を愛してる)
おう
僕らはそんな甘い生活をおくっています

何て楚々とした人生
僕らの夢を現実にして
僕らは僕らの夢を現実にしているんだ

夢を現実にしている

おーうおーおーおー

ああああーあああー

僕らはそんな甘い生活をおくっている

何て楚々とした人生
僕の愛は君と分け合って
僕らは夢を現実に出来る
僕らはそんな甘い生活をおくっている

何て楚々とした人生
僕らの夢を現実にして
 何ものにもかえがたい
僕らはそんな甘い生活をおくっている

何て楚々とした人生
僕の愛は君と分け合って
分け合って



稼ぎが無いのを開き直って旦那だけが言い張ってるじゃん。
カミサンはぶうぶう言ってるに決まってるじゃん。
とか
夢の無いご意見はこのさいそっちへ置いといて。

くださりますでしょうか。

ポールさん、いたって大真面目です。
チャチャをいれると茶坊主になっちゃうぞ。

妖怪茶坊主。





私製ジャケは・・
william blake /The Book of Thelより

(山)2010.1.24

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
00000-1.jpg

Singer Of Songs - Teller Of Tales

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ろっくすポール・デイビス氏のページ

資料

資料(英版)

English Version

.
−−−−−−−−−

ネットショップやっております

logo-mahog-s.jpg

冬の20%offバーゲン実施中!!
エコトートバッグ発売しました。


♪取り扱い品目はコチラで♪


.

.

.





: