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ろっくす大特選盤





Howlin' Wind
Graham Parker
1976/7


世界怒りながら歌う会、若頭グラハム・パーカー氏の
デビュー・アルバム

ハウリン・ウインド
吼える風



です。1976年作。私が経験したライブでまごう事無くベスト1同着になるのがGP氏。こりゃどえらいことが何か起きてるぞとこっち方面にひきづられてしもうたののもこん人のせいや。レコードでの初体験もライブ盤のパーカリラ!、ほぼ同時に3枚目のスティック・トゥ・ミー。文字通り血湧き肉踊る。文字通りレコの溝なくなるほど聴く。明日無き暴走と同じくらい。そしてさかのぼる2枚目ヒート・トリートメント、そして1枚目この吼える風。発売時間でいやあたったの2年なんすが、その間にやはり途轍もないことが起こったんが実感されます。
河で舟に乗ったらすぐ滝に遭遇、落下して激流下りみたいな。
滝の匂いに気付いていたのがパーカー氏であります。
1950年11月15日東ロンドン生まれ。歌を書いて歌を歌う。何でかモロッコに渡り歌う。ロンドンに戻り歌う。デモテープ作ってパブロック本拠地クラブのホープ&アンカーに送る。おめー見どころあるからちょっと来いやと、かのシーンの重鎮男デイブ・ロビンソン氏。かのクラブにはシーンの空間にぽっこりはまっていた男どもがたむろし、バックを担当。偶然も蓋然もそこに有り。
その男どもは

ブリンズレイ・シュワルツ(ギター)
ボブ・アンドリュース(鍵盤)
マーティン・ベルモント(ギター)
スティーブ・グールディング(ドラムス)
アンドリュー・ボドナー(ベース)


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元ブリンズレイ・シュワルツ&元ダックス・デラックスって裏街道ではちいとは名の知れた連中だ。
そこで何が起こったかは、当事者と神のみが知る。即座にルーモアが結成され正式デモ製作。何しろそこはボロはボロでもスタジオ完備のクラブ。
人が揃い何かが起こればやるこたあ速い。
デイブ氏の豪腕でラジオで流される。
たまたま聴いていたのがフォノグラム・レコードのA&Rマン、ナイジェル・グレンジ氏。
会社を説得。会社側、その頃、何を出しても売れないわけわかんない時期でもあり、その熱意にやけくそになって契約す。
製作は同じく空間にはまっていたニック・ロウ氏。

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プロデュース経験まだ無く立ち会ってその空気をすくった。
そのまんま。
GP氏、やっと世に出たとの安堵が有ります。喜びもあります。
バック連、経験だけは山のように有り。今まで勝ち取った音を迷い無く出す。山の様なピースプル。
ところがぎっちょんちょん
GP氏、進むにつれて滝の匂いを感知してもぞもぞい始める。いらいらし始める。
あんたらこの気配気付かんのか。やばいぞ。何かやばいぞ。
ドンバ稼業なんてこんなもんやー、好きな音楽らんらんらんの皆さん、そのマイペースなかなか崩しません。
しかし、このトカゲ男のあまりの形相に、始めのロックのあの燃えるめらめらが蘇り、目付き変わって来たぞ。

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ラスト、初出「主よ、訊き給うな」で、爆発は目の前、リズムが突進する直前の恐ろしい事態を経験することが出来ます。

その曲が、いよいよ持って直線一気、33回転から45回転に倍速化して、チャートをも爆破するのはやはりこの2年後となり。



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(山)2007.3.8




UK盤、試聴可能です(同)


Graham Parker & The Gentlemen "Fools Gold"
Orpheum in Boston. New Years Eve 2005.
http://www.youtube.com/watch?v=Z4e3VtSVqYA





The English translation page : here.






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