日刊ろっくす  前日のThAnk YoU rocks   top   back




ろっくす超大特選盤

*揺るがぬ人、我が道を行くスティーブ・ウインウッド氏。トラフィックであれソロであれどのアルバムでも大樹のようにそびえ立ってます。ですからどれが好きかってのは正に人それぞれ。私の場合はこれです。77年のソロ1st。ブレーク前、シンセのシーツが敷かれる前、当然のごとくそれまでの歩みの続きを何の力みも無くやらかしてくれた盤だ。本人は当然のごとくってあったでしょうが時はパンク大盛り上がり期、そしてディスコでフィーバーど真ん中。そんな時に平然とこれやらかすとは。揺るがぬ本人も凄いけどレコード会社もえらいっ。アイランドえらいっ。しかもその社長クリス・ブラックウェルさん出陣、ウインウッド氏と共同制作だ。70’sの間に看板ミュージシャンと共に為して来たアナログ英国ロックの極みを出さねばの意志が強かったのでありましょうか。今思えばそれが出来た最後の時だったのと思い強く、聴くたびに感慨どわと湧いてきます。正に極み、これ以上引けない、ま真だけの音がここに。臭いも極まってるぞ。この空気、唯一無比です。他のスティーブさんの盤でも嗅げない。曲作りのパートナーはまず相好の妻ジム・キャパルディ氏。リズム隊はまずアンディ・ニューマーク、ウイリー・ウイークスの鉄壁コンビ。ボイちゃんヤングメリケン、ロン・ウッド氏ソロ、数々の名演あるもののまずはこの盤でのプレイがこれがまた。

1曲目が「ホールド・オン」

しっかり僕につかまって 君が堕ちていく時 
とことんどこまでも堕ちていく時
僕にしっかりつかまって 君がそんな風に感じるとき
君がもう先には進めないと思ってしまったとき

恐れないで 僕はけっして君を拒絶しない
傷付いた心で演奏する それはまたまた中途半端かもしれないけど
手を取るのを恥ずかしがらないで 僕の役に立とうと何とか思う手を
そうするのは容易い 自由になって
君がやるべきことは
しっかり僕につかまって 君が堕ちていく時
僕につかまって 君が堕ちていく時 
僕につかまって とことんどこまでも堕ちていく時

手を取って 君が泣き叫んでるとき
雨に向かって泣き叫んでいるとき
手を取って 君がそんな風に感じてるとき
君が痛みに耐えかねてしまうと感じているとき

恥ずかしがることなんかない 顔を上げることを
そんな風になることはそんなに大したことじゃないんだよ
手を取ることを恐れないで 友達がいるじゃないか
きっかけは今
君がやるべきことは
しっかり僕につかまって 君が堕ちていく時
僕につかまって 君が堕ちていく時 
僕につかまって とことんどこまでも堕ちていく時

ギターッソロ。音を一つ一つ置きます。ここに。


1曲目のこの歌詞。ほんとこのアルバムがそれで。その通りで。はい。

続く2曲目、Time Is Running Out。
時間は無くなっている。ほんとに。英国ファンクの先頭を走り続けたウインウッド氏のぶっといグルーヴ。

3曲目、Midland Maniac。
は、曲作りから演奏まで全部一人、これがソロだの、バラード。ホールド・オンの「またまた中途半端かもしれないけど」のこと?いやいや見かけだけです。貴方のそんな突き抜けないメロディと風情を皆愛するのです。そうじゃなきゃこんなには感じない。

B面入り、4曲目のVacant Chair
は元ボンゾ・ドッグのヴィビアン・スタンシャール氏が作詞を担当。困窮を救ったとゆう「しっかり僕につかまって」。
リズム隊は英パブ・ファンク・バンドの雄、ココモのお二人、アラン・スペナー、ジョン・サスウェル両氏。ロクシー・ミュージックのアヴァロンの幻がここに。ここでの歌声の湿ってることと言ったら。ノリの雄大なことと言ったら。人より4倍の尺度でビートを掴んでます。プニュウーってシンセ・ソロにああ、ウインウッド印と人は泣く。楷書ででかく書いたようなギターソロに人は泣く。心の大陸だ。ここ遅くのくー。

5.Luck's In
は再びキャパルディ、ニューマーク、ウイークスのコンビで。イントロの8分の6拍子つうかポリリズムで慄然。一転のビート。ずれながら絡むニューマーク氏のハイハット。黒い爆弾リボップちゃんの打楽器。至福の5分間超です。うぁおあーーーとウインウッド氏の声が伸びると人は泣く。最後にポリリズムでヘッドバッキン。アフロも年季入り。

6.Let Me Make Something in Your Life
「私に君の人生で何かさせてもらえれば」。大バラードです。−−−−−−−−ウインウッド氏の声が伸びると人はひたすら泣く。

(山)2006.2.20




空っぽの椅子
スティーヴ・ウィンウッド
1977/6


因果は巡り長く追ったシングルチャートから離れたのも何かの縁、
それならしばしヒットと無縁の自分にとって大切な歌を介錯させていただこうと思います。

と思って
まず一番によぎったのが

孤高の人

スティーヴ・ウィンウッド師

Stephen Lawrence Winwood、
1948年5月12日バーミンガムはハンズワース生まれ

現実社会における規則・智恵を教える者、
現世肯定、常識、規則を守らせる。慣習に従う、慈悲心、親切な忠告、
常識的すぎて視野が狭い、頑固、孤立、かえって仇になる親切、
人当たりは優しく、落ち着いた性格だが、頑迷なところもあり
おっとりとマイペースに物事を進める気質の人が多く、自己のこだわりは通し
美的感覚にすぐれ、本当に上質でよいものを好む牡牛座。

遅すぎる
1977年6月発売1作目アルバム



スティーヴ・ウィンウッド
Steve Winwood


のこと。
私にとって師のアルバムでは別格の存在、
後にも先にもここだけの香りと佇まいに永久にヤラれ続けるさだめの

英国アルバムチャート
1回目のヒットで、
1977年7月9日46位初登場、
以後
15-13-(7/30)12-20-31-25-(8/27)35-(9/3)46位。
最高位12位、通算9週。

米22位。

より
どれがいいかそれだけで悩むに悩む
うーーーーーーーーーーん

空っぽの椅子
Vacant Chair


作詞はボンゾ・ドッグ・バンドのヴィヴィアン・スタンシャル師、渾身の献辞、
作曲はその想いに込めて込めて応えるウィンウッド師。

https://youtu.be/di4koDYVP3s




When a western man loses his best friend
 西の男は親しき友を失うと

many days are spent in years
 何年もの間、多くの月日を費やす

And without belief he knows his empty grief
 彼知る信念を失い彼の空虚なる哀しみは

is a name for his own fears
 彼自身の恐怖としても名付けられるのだ


Oh, the eyes are still.
 あゝ、両眼は虚ろにして動かず

Oh, but even sleeping
 あゝ、だがいまだ眠りのまま


シンセぷお〜


My dearest friend till we meet again
 我が親愛なる友よ、我らが再び会う日まで

and ever, we'll be blowing
 ずっと我らは喘ぐであろう

Maybe weep awhile for those below
 そのためにしばらくは泣くのかもしれない

until then I'll keep on going
 それまでは私はこのまま前へ進んでいこうと思ってる


But oh,
 だがあゝ・・・

the heart, the hurt
 その胸、その傷は

keeps on keepin' on,
 深く傷付き続ける

on and on
 延々と


ギタア!


Let them alone for those down there speak our sorrow
 そこにいる我らの哀しみを語る者どもの為にそをそうっとしておいてくれ

While we can't share the joke together,
 我らはジョークを共にすることが出来ぬ間

yeah, we keep on going
 いえいあ、我らはともかくそのまま前に進むのだ


My dearest friend till we meet again
 我が親愛なる友よ、我らが再び会う日まで

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

The dead are weeping for the dead
 死者は死者のために泣く

weeping for the dead
 死者のために泣くんだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ



Maybe weep awhile for those below
 そのためにしばらくは泣くのかもしれない

until then I'll keep on going
 それまでは私はこのまま前へ進んでいこうと思ってる

 いえい

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

Weep no more
 もう泣いたりはしない

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

Weep no more
 もう泣いたりはしない

Weep no more
 もう泣いたりはしない

That I ain't no more
 もう泣いたりはしない


シンセぷお〜


O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

I'll keep on going
 私はこのまま前へ進んでいく


O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ

O-ku Nsu-kun No-ko
 死者は死者のために泣いているのだ・・・



陣容は

Steve Winwood – lead and backing vocals, organ, acoustic piano, synthesizer
Junior Marvin – guitar
John Susswell – drums
Alan Spenner – bass guitar
Brother James – percussion

ギターはウェイラーズのジュニア・マーヴィン師!
ベースはココモ、新生ロキシーのアラン・スペナー師!
ドラムは同じくココモのジョン・サスウェル師!
パーカッションはツトム・ヤマシタ・バンド以来のお付き合い、同じくココモ族のブラザー・ジェイムズ師。

プロデュースは
ウィンウッド師、クリス・ブラックウェル師。

O-ku Nsu-kun No-ko
とは
アフリカ・ニジェール・コンゴ語族に属する言語であるヨルバ語で

The dead are weeping for the dead

の意味。
その意味、しんと考える。

亡くした友への追悼の歌であることは違いなく。


その意味、しんと考える。

答えはいまだ出ません。

そんなに簡単にわかってたまるものか。

(山)2017.11.22
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ろっくすスティーブ・ウインウッド氏のページ

資料

資料(英版)

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僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸いです。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA

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