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ろっくす超大特選盤



怖いもの知らず
ファミリー
1971/10


This album is dedicated to all the people who have pulled strokes for or against us,
for they shall be called fearless.


「このアルバムは俺達を認めるか認めないかどちらにせよ俺たちをぶちのめす全ての人々に捧げる、
その者共は怖いもの知らずと呼ばれるであろう。」




ジャケットに記載された文句です。
本人たちいみじくものたまう如く、
これこそ
ロック暗黒時代に燦然と輝く名盤なり。
70年代前半の。

暗黒時代。

そう言ったらNHKのスタッフに虫を見るような目をされた。
せっかく俺らが”ロック黄金時代”って冠で番組作ろうとしてるのになんてこと言うんだこいつはって。
言葉足りず申し訳ない。

これはロックが平然と暗黒することが許され支持されたロック黄金時代の名盤です。



何しろ全英アルバムチャート最高位14位だもんね。
1971年の11月20日に。次の週は31位。それで消えたけど。
とにかく売れたのだ。みんながこれで良しとした。
ロックの歴史の中で、本気の好き勝手がOKとされたのは2回だけ。
この60’s後半から70’s前半と70’s後半から80’s前半。
思えば不思議なことで、ロックてば言わば若い連中がやりたいようにやる音楽だに。
何でそれしか自由にやれた時が無かったのか。
それはまあ明白でそんなことしたら共感を得ることが難しいから。
だってそううまく、ミュージシャンがやりたいことが聴くほうが聴きたいもんだってことはない。
信条は真で正しいとされても、現実では何やってんだこいつらってなもん。
オリジナルでバンドやってた方々はそんな苦虫噛み太郎な経験を多くなさったかと思います。

私も。

自分じゃ最高だって思ってるんだけどねえ。いくら世間が認めないって言っても遠吠え。
ヒットチャートで上がる歌は、みんなが求めてるものです。
ヒットメイカーはみんなが求めてるものを感知して、それをひらめく才能が有り、
そして押したり引いたり、それで惹きつけさせる技術を持ってる。
人はそれをポップと申します。

ポップでも売れない連中がいるじゃんか。

然り。それは最初が違ってるのね。惹きつけさせる技術とか才能はあるけど、みんなが求めてるものにウトンチャク、
そんな場合はトッド兄さんみたいに干されたりする時もある。
さすればこの

フィアレス
Fearless
ファミリー
Family




1971年10月発。
この場合は、みんながこの時求めてた類の音楽ではあるが、
みんなに好かれるような押したり引いたり技術でする気がありません。
だってそれはロックだから。
おもねることよしとせず。
その気遣いのエナジーは、自らのドカン爆発に注ぎこむのだ。



ファミリーは、1967年にイギリスはレスターで結成されたバンド、
棟梁つうかフロントマンは、彼地でこの人ありと言われた味の濃い歌い手、
ロジャー・チャップマン氏。
そしてあのジョン・ウェットン氏がキング・クリムゾン加入直前に在籍してたバンドとして知られています。
このフィアレスは5枚目で、ウェットン氏が加入した最初のアルバムなり。



1. Between Blue And Me

http://www.youtube.com/watch?v=kzHkaGyVV-c


おおおこれは!イカしてると突っ込む導入部ですわこれってウエットンさんが歌ってるよねと大盛り上がりの
あれいつのまにかヴォーカルチェンジ、これがチャップマンさんだマイクの方じゃないよ、
ロジャーさん、おわ何か様子がおかしい、掴みどころが無いメロです、あそのまま終わった。
ビートルズのホワイトアルバムのようではある。

2. Sat’d’y Barfly

その気分のまま、不思議の国のホンキートンクが始まり、これもビートルズの風景だけど
出来てないビートルズ。おそらくそれしか聴かないビートルズファンは一生聴かない。

3. Larf And Sing



http://www.youtube.com/watch?v=Wy7J0V0tEN0


参ったな訳のわからんレコード買っちまったぞと焦り始めたこのころ、
助け人来たれり。
シングルになってまるでチャートに上がらなかったこれで。
説明不能のたまらんメランコリックで、この奇跡の味わいは。
いやもうここでコイツらに取り付かれるロックバカ一代な者もおるでしょう。
何しろ渦中の集団コーラス部はジェネシス一族。
そうだロジャー氏の歌いっぷりはピーター・ガブちゃんにそっくりなのだ。

4. Spanish Tide

すっかり容認の気持ちになった方はここに進む。
ウエットン氏の高らかなコーラスが高らかなる勇壮な。
どうにもジャンル分けに困ってこの部分でプログレと申されるそうだが、
何もそんなめんど臭いことしなくったって、ただのロックでいいです。

5. Save Some For Thee

そのまんまガブちゃんファン大喜びで無茶苦茶似てるぜ、
しかしまあボンゴは叩くし、ラッパは鳴るし、
マジカルでミステリーだよ。

6. Take Your Partners

ここでウエットん氏のあの組んずホグレツベースが大活躍、お待ちかね。
どうやったらこんな展開を思いつくのやら。
ジャムってたら偶然。
の末、ジェスロ・タルする英国歌舞伎です。

7. Children

そのままプログレするかと思ったら、ここで小粋な小ブギ唄。
各所の一瞬ポップが優しくてたまりません。

8. Crinkly Grin

心を許したその時に、ヴィブラフォン鳴り響くジャジーなチューンに。
居場所が無い音楽だから。

9. Blind

とりつく暇もない力技ロック。無理にハードロックと呼んでも想像するそれとは違います。
バグパイプも鳴るワルツだし。メロディにスムースさは許さん。

10. Burning Bridges

終章は、ラーガでエンドレスなリリカルで陰鬱で清々しいイギリス臭くってたまらねえや。



11. The Weaver's Answer



ここからはウチにあるCDでのボートラ。
今、出てるのと曲目が違うんで参っちゃうけど。
これは7枚目のシングルに入ってた曲です。
先のアルバムよりさらに説明不能の字余り唄。まとめる気など、毛頭ございません。
まとめる才能が無いのかもしれんが。
サックスの色気ソロあり。
ジャズ世界からいやあヴィブラート乏しいヘタレ音色やもしれぬ。
しかしそれゆえ出来ることもある。

12. Strange Band



http://www.youtube.com/watch?v=9bBtRoHUQ6s


そしてこれがその7枚目シングルのA面。
何と1970年8月22日に英国チャート40位で初登場、
以後40-26-22-18-14-11-15-12-23-31-38位。
最高位11位。





犬と彼の主人は一緒に散歩に出かけた
一緒に東地区から西地区へ
道を歩く、盲人を引き連れて
彼の手には杖、見ることが出来る犬
妙な風体のバンドとは俺達のことだ

男とヤツのホイールキャップ
ハイウェイを照らしている
目を覆い隠す、太陽の灼熱から
その妻、名はメイジー、ヤツをイライラさせる御仁
話す気分は永遠に無くなる
妙な風体のバンドとは俺達のことだ

わあうあ
丘の上の太陽は嫌な姿のまま
誰かが木の影に一人で座っている
だが下では、車がその輝きを失い
だがメイジーはまだ虫と暑さの文句を言い続けている
妙な風体のバンドとは俺達のことだ

犬と彼の主人は一緒に散歩に出かけた
一緒に東地区から西地区へ
道を歩く、盲人を引き連れて
彼の手には杖、見ることが出来る犬
妙な風体のバンドとは俺達のことだ

妙な風体のバンドとは俺達のことだ



現在の基準で申したら絶対にそんなにヒットしたとは信じられないでありましょう。
これの何がどこがそんなにいいのか?
経験で克服できぬ感性は、確実に各自に突き付けられる。

許すも許さぬも、幸せも不幸せも、
結局は我ら自身の選択にかかってる。

つまらんわ
って言うのももちろん簡単。

(山)2010.11.18

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フィアレス

Fearless/Family Live: Remastered

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資料(英版)

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金額はお心次第、いかほどでも。
いただいたおこころざしは、歓びこの上なく、遠慮無く使わさせていただき、
勇気百倍、毒千倍、
また一日暴れさせていただきます。
よろしくお願い申し上げ奉ります。

日刊ろっくす ヤマ & まほ

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FAMILY LARF AND SING LYRICS

Love begins to write a book across my face.
The stories that are me, the views I hold
For years our love began to turn into a race
And I resign myself to growing old.
That's why we all laugh and sing
Whenever we all feel new
You should see the way we grin
Whenever you'll feel it, too
Love, oh mother life, she's the only kin we got

Everything about me has a poker face
A purposeless existence overgrown
Whoever would've thought amongst our mighty race
A mind can feel so terribly alone

Losing sometimes means you win
If you live the truth, you're through**
You will always find us in
If you keep the seed in view
Drink, oh mother life, she's the only kin we got

(REPEAT VERSE 1)
(REPEAT CHORUS 1)

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Strange Band Family lyrics

Dog and his master, took out together.
Heading due west, away from the east.
Walking the road, leading a blind man.
Staff in his hand, and a dog that could see.
Strange looking band were we.

Man and his hubcaps, flashing the highway.
Shielding his eyes, from the heat of the sun.
A wife, name of Maisy, who's driving him crazy.
Convertable mind closed permanently.
Strange looking band were we.

Sun on the hill holds a negative figure.
Someone sits alone in the shade of a tree.
But way down the line, a car's lost it's shine.
But Maisy still whines about the heat and the fleas.
Strange looking band were we.

Dog and his master, took out together.
Heading due west, away from the east.
Walking the road, leading a blind man.
Staff in his hand, and a dog that could see.
Strange looking band were we.


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