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ろっくす超大特選盤





白昼の幻想
ロビン・トロワー
1977


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Long Misty Days/In City Dreams


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Robin Trower - Somebody Calling - Falling Star
http://jp.youtube.com/watch?v=rjxqr_BK8gs


Robin Trower - Somebody Calling - 1977live
http://jp.youtube.com/watch?v=UOOyV7VWoWc

Robin Trower - Bluebird - 1977
http://jp.youtube.com/watch?v=MLO5lRYIByY

Robin Trower- Little Girl
http://jp.youtube.com/watch?v=Dama3s-j9RM

Robin Trower In City Dreams
http://jp.youtube.com/watch?v=sEfR9I6Yi4I

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ロック史上最も摩訶不思議と申しますか、思い通りにやってくれないギタリストであります。
みんなが望んでるのはギンギンなハード・ロックだよ。1976年のライブ盤ではやっとそれを思いの丈やってくれました。
続くアルバム”ロング・ミスティ・デイズ”でもスタジオ盤としては初の弾け方。
やい、嬉や。やっと改心してくれたかなーと次の年出ましたのが

白昼の幻想
ロビン・トロワー師
です。

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トロさん史上最も派手なジャケ。そりゃもう中身もよりギンギン!!・・・と思ったらーーー
針を落として出て来たのが、何とチョッパー・ベース。
あらー、何これ。え、ベース兼任だったヴォーカルのジェイムス・デュワーさんが唄専門になった?あのぐいんぐいんベースに何の文句が??

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ベースに入ったのが・・・何とスライ&ザ・ファミリー・ストーン出身のラスティ・アレン氏。
これでリズム隊は完全スライ出身コンビとなる。
ではハード・ロックから完全ハード・ファンクに変身かー?とんでもありやせん。そんな想像通りの事はこのおっさんせん。
また戻っちゃったよ。虚無僧ロックに。いんやますます進行してこれは修験者ロックかもしれん。

何考えとんのや。


ファンの間では戸惑いの嵐と、やっぱしの気持ちが同居です。
プレスではそのまんま前のイメージ引き継いで、どう書いたらいいかわからんレヴュー続出。
我が国ミュージックライフ誌でもほれ、3っつ星。何とも中途半端な書き方。

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これじゃ買う人はおらん。

いわゆる問題作となった。

製作はドン・デイヴィス氏です。完全ソウル畑の方。北のソウルと南のソウルとを跨れる唯一の重鎮さん。
あのジョニー・テイラー氏の”ディスコ・レディ”のヒットをこの直近出された。まるで畑違い。
頼まれてどう思ったのかいな。どうしようと。
ただただひたすらこのアルバム用の曲演奏を聴かされたかと。そして重鎮も修験者になる。
都市の。
そして過去の地味アルバムと同様、何のかんのゆうてもいいのだ。

繰り返し聴かば、ハマる。もう必定。

30年もの樽ウイスキーじゃねえけど、年月経つほどハマる。説明不能ながら。
だからピンと来ちゃった人は耳から耳へとその魅力が伝播し、全米アルバム・チャート最高位25位だ。
この派手が最高になって来てしまった77年にその順位。奇蹟です。そして当然のこと。

先入観有ったとたんに駄作だと思ってしまう盤かと思います。別な先入観有ったら最高だと思う。
何のこっちゃ。トロワー氏はこうゆう方だと。
やはりジミ・ヘンドリクス釈迦三尊の教えを読み砕く僧かと。
エンジェルです。風の中のマリーです。リトル・ウイングです。
あの世界はどこを見ているのか。
そして、天界へ行かれる直前、フリーダムでやろうとしたことは何か。やり残したことはいったい。
その見ている世界を自分の目で見て、仲間もそれを見た。
弾いてるその姿は至福の表情です。

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そこから先は、こちらの問題となる。
それをよしとすればよし。見たくなければ見ず。

きっぱりと。

そんな今からすれば贅沢な商売っ気カケラも無い勇断が出来たのは、やっぱ最高の時代だったとしか。
そしてそれが受け入れられ売れたんだから。

価値は山のように有り、どの山を登るかは人それぞれの自由だ。



(山)2008.5.15


ろっくすトロワー氏のページ

資料

英資料

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