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ろっくす超大特選盤

はらいそ
細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
1978/4/25


33年後の再会です。

根っからの洋楽野郎だった私が、どうゆう経緯か記憶にはござりませぬが、唯一手を出した我が国日本のアルバム。
聴いてびっくり目から瞳孔が外れ、さあ師匠のワールドに一直線・・
となったかとゆうとこれがならなかった。
何故か。そりゃパンクのせいだがやの放置。

33年後の再会です。



中古レコを買おうとしてもこれぞ後の祭り、超高価で手が出ず、やっと発見、買える値段の中古CD。
やれ嬉しや。
再び相まみえるとこれが思い出の印象とまるで違った。
昔はもっと混沌でわけわからんかったのだ
それが



クリアなCD音と共にくっきりハッキリ、すべてが氷解した。
33年分の無数の音楽の旅のおかげ。
無駄なことなどありゃしねえ。
やれ嬉しや。

そして
改めて実感です。

このアルバムに匹敵する音楽は、現在に至るまで世界でも数えるほど、
夢のようなあの1978年の時点でも
対抗可能は
スティーリー・ダンくらい。
師匠の師匠と申すか朋友のヴァン・ダイク・パークス師くらい。
そのパークス師でさえ直接対決とゆうべき”ジャンプ”アルバムをものしたのは6年後の1984年です。
両者に共通する目指せ到達点は

もちろん

パラダイス天国

はらいそ



1978年4月25日発売。
ハリー細野とイエロー・マジック・バンド唯一の作品なのだ。



A面

1. 東京ラッシュ/TOKIO RUSH
(作詞・作曲:細野晴臣)


http://youtu.be/Q-e9jbgOczw


楽園への第一歩は帝都東京から。
史上無比の渋滞ソングやで。これがこんなだったかいなのグングンGROOVYなニュー・オリンズ・ファンク。
何しろ林さん林立夫さんのドラムス見事お見事、和製チャック・レイニーの東京おっさんハリーさんのベースど快感。
根っからの不機嫌歌唱がこれほどハマることもしょっちゅうの一つ。優しいアナログ・サンプリングのぱふぱふと共に。
冒頭から完全KOされますわなはれほれ。

森高千里 CHISATO MORITAKA - 東京ラッシュ
http://youtu.be/y0FtZXu42vc

2. 四面道歌/SHIMENDOKA
(作詞・作曲:細野晴臣)


http://youtu.be/URXliXPn-Lc


さあラッシュを踏み越えて出発。楽園への旅。
そこは御大の夢見るパラポリン・スティール・ドラムが鳴り響く場所。ディスカバー青い鳥。
これまた度グルーヴィなリズムを全身で実感する33年後。これそのものが楽園です。
悪魔鬼も裸足で退散だ。

3. ジャパニーズ・ルンバ/JAPANESE RHUMBA
(作詞・作曲:グレン・ミラー)


すっかり涅槃も過ぎたのに更にヘブンどうぞ。夕刻のご馳走みたいなジャパ・ルンバ。
どなたですか?お歌いになってるのは?
ティーブ釜萢さん。
お父さんだ、かまやつひろしさんの。
ムッシュもひっそりとバックアップコーラスで参加、
ゴイスーです。
父様、実にもって実に味のあるなんて申しては申し訳ないくらい味のある歌いっぷりで、
それ自体、パライソではないか。
もちろん総確信での起用勧誘だと思います。
さあ
この上は
21世紀テクノロジーの恩恵にどぷりあずかり
いにしえのジャパルンを聞きましょう。

Jane and Audrey Meadows with the Hugo Winterhalter Orchestra
JAPANESE RHUMBA

http://youtu.be/55bIIMzLaGI

The Twin Tunes - Japanese Rhumba (1955)
http://youtu.be/Kl4injZv5Wg

こんばんわー、ばんわー
こんばんわー、ばんわー

こんばんワンコを予言。

4. 安里屋ユンタ/ASATOYA YUNTA
(作詞:作曲:沖縄民謡)


http://youtu.be/0w_W_NZnlog

我が国のぱらいそは南の沖縄にあり。ロック・ステディのリズムに乗っての神話への親和の旅。
そりゃ誰だって行きたくなる。

5. フジヤマ・ママ/FUJIYAMA MAMA
(作詞:Earl Burrows 訳詞:井田誠一
補作詞:細野晴臣 作曲:Earl Barrows)


神様の住む山と言えばフジヤマでございます。外人さんが楽園を夢見ていたのは東洋の島国ジパングで、その霊峰フジヤマで、
ゲイシャさん。
W楽園。
それを逆手にとってアームロックしてニュー・オリンズのセカンド・ライン・ビートののセテおとどけいたすママ。
これ叩くのってそりゃも難しいだよのドラムを含め全音楽器担当は細野さん。
むっつりした唄いももちろんステキす。



B面

1. ファム・ファタール〜妖婦/FEMME FATALE
(作詞・作曲:細野晴臣)


http://youtu.be/3NWRDg795Es

裏返しては、これがYMOの原点だ。高橋幸宏さんと坂本龍一さんとの共演妖婦妖しい婦人。
東南アジアの欧州洋館にお住まいみたいな。
林さんとのビート感の違いにご注目。ジャスタウェイですユキヒロさんは。
坂本さんはそりゃ華麗。

2. シャンバラ通信/SHAMBHARA SIGNAL
(作曲:細野晴臣)




ガムランです。インドネシアの。ネイチャー・ミニマム・テクノの。
既に10年後のご自身が憑依したらしいマジホンモノの南の楽園音楽をしばし。

3. ウォリー・ビーズ/WORRY BEADS
(作詞・作曲:細野晴臣)


http://youtu.be/WCtv4pegOSo


いよいよクライマックス。
背筋も鳥肌で凍る戦慄の百八つの快楽ソングがここに。襲いかかるはハイソなレゲエ・ビート。
歌いっぷりはボズ・スキャッグスおっさん唄い。
賽の河原と月の砂漠と除夜の鐘とグラハム・パーカー兄やん交錯する夢の時間です。



ほら皆溶き ほぐされ



の譜割りがたまらぬ。

4. はらいそ/PARAISO(HARAISO)
(作詞・作曲:細野晴臣)


http://youtu.be/ToXe8qPohhE


「ぱらいその国へ行きましょねー」と子連れ狼でハリツケ処刑されながら叫んだはチー坊杉田さん。
いよいよ
はらいそです。
急速に東京へリターンしての。
リズムはビリー・ジョエル氏の”素顔のままで”でも採用された古式ゆかしいブラジルの何だっけなリズム。
そりゃも
パラダイスだよ。
ダレがどう聴いてもサウンド。ここに至るは完全に言葉で名状出来るはずもござらん。



ラストにはお楽しみオマケがございます。


この次はモア・ベターよ、

申されても、これがベスト・ベター、今思えば。
スティーリー・ダン同様、人力ポップの最高到達地点がここで
これ以上は望むのはそりゃ殺生生殺しやがな
てんで
急転直下、自己崩壊、テクノに突入したはそりゃハリーさんの慧眼偉大でござる

今求められるはこれだ。



無闇無限欲と名声への渇望は抜きにして、誰もが楽園パラダイスのイメージを持ち得ます。
この盤であまつところなく音出されたまさにそのように。
だけど
どうして
みんなでそうしないのか?
そうしたいのならそうすりゃいいじゃないか?

不可能だから?

少なくとも音楽では可能。
音楽の世界だってけっこう殺生鬼地獄ですよ。
生々しく。
だが
それでも少なくとも1回はここで出来てる。
ゆえに
やろうと思えば本当に。出来るのだこの世の楽園実現化計画。
ただね

無限欲と名声への渇望は抜き。

それが条件。

抜きに出来ないような人の顔をした鬼連中が東京ラッシュのど真ん中にドカッと居座ってるから
それが一番の問題だな。駆逐せねば。企んで。

(山)2011.8.29

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はらいそ

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資料

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