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ろっくす超大特選盤







カルメン・マキ&OZ
1975/1



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カルメン・マキ&OZ

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カルメン・マキ "私は風" シングルバージョン
http://jp.youtube.com/watch?v=NOrR0V3H7OA


午前一時のスケッチ
http://jp.youtube.com/watch?v=Mz4LBoKBA2k

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カルメン・マキ&OZを買ってしまった。
中古LP950円で。
これで俺も外道ー。
って先週の外道と同じ出だしですんません。
思春期の頃、TVで見て一発で嫌いになってしまったんですわ。これまた同じ。何が嫌いって気持ち悪かった&怖い。
何が怖いって、春日さんの顔。

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すまんです。
怖い度ロビン・トロワー氏と匹敵する。

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トロワー氏はその後、夢中になったけどOZは怖いまんま来てしもうたよ。
そして”私は風”。アマチュア・バンドのコピー定番でありました。で、出来る訳が無い度はゼップ・コピー・バンドと競る。
最初にそのすっとこどっこいを先に聞いてはこれいけません。ますます引いてしまいます。ひよこ親状態でトラウマとなる。
そして
32年後、勇気を出してマキオズ。
ジャケット最高です。裏も中も含めて。

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そして中身も最高だったよ。
すっかり怖いものが無くなってしまった現代、マジで怖い存在はこれ日本の宝です。
えー、カルメンさんとの最初の遭遇は”時には母のない子のように”。私、恩歳9歳、1969年の頃。
これまた怖い歌で、ナマハゲ。
次には”私は風”。あー怖い。

日本の誇る二大マキさんか。奇しくも同じ寺山修司さんの巣から飛び出す二人。浅川マキさんとカルメン・マキさん。
ほぼ同時期デビューも浅川さんが42年生まれ、カルメンさんが51年生まれ。そんなに歳が離れてたのかー。
それではライバルって感じじゃないな。ジャズ〜ブルースの人、フォーク〜ハードロックの人と立ち位置も違う。
しかして同じ怖さを感じます。
同じ酒場の泣き女プロに所属。
”ザ・ガードマン”ってTVドラマ有りました。様々な犯罪が、しかも荒みきった人々の犯罪が毎回繰り広げられます。
で、その犯罪の黒幕が毎回決まって女の人でして、男は情けなくも毎回利用されて捨てられる。
犯人の女役の方はローテーションで大抵同じ人。あの緑魔子さんもセミ・レギュラーですが、犯人じゃないことのほうが多い。
いかにもそれ風なんすが。犯人はもっとあからさまに悪そうな人か、全然悪そうじゃ無い人。
毎回それなんですから、60’sの女の方はさぞかし恐ろしい人が多かったに違い有りません。
何しろこのアルバム、当たり前すけど、カルメンさんの存在圧倒的です。

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一線超えてる。それ以上やったら終わりですのそれ以上やってますぞな。
馬で言いますと、あまりの自分の脚の速さに、突っ走って自分の脚を折ってしまったサイレンススズカのようで。
脚を折る寸前まで毎曲行ってます。
そして慄然としてる。ロックとかフォークとか以前に私はあたしよーーーー。
だからロックで日本語の歌が出来るか?とかそんなもん無関係でございます。当たり前に怖い。

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思えば
それにかしずくメンバーさんが、それ相応に怖いのも当たり前か。
洋楽好きにはたまらんサウンドでした。日本でロックやるには、既に充分ある洋楽の日本ロックをやればよい。
ピンク・フロイドに、ユーライア・ヒープ、パープル。スコーピオンズが艶歌なように、スターレスが怨歌なように、
ハード・ロックとプログレは日本ロックだ。
ここに世界初プログレ・ハード誕生す。外国ではそのジャンルですと、イエスが必ず入りますが、こちらは完全別路線。
類を見ず。特にヒープの全員”あーーーーーー”のコーラスは、フライド・エッグの時もそうでしたが、みんなやりたかったんだなー。
ここにユーライア・ヒープの偉大さを改めて感じ。
そう言えばピンク・フロイドのあとを継ぐってバンドもこの日本でしか無いのかもしれん。
ギター・ソロになるとエコーズになるのが嬉しくてたまりません。そしてその春日氏のソロが、時にロビー・ロバートソンさんしてて
楽しい。

はい、何の遠慮もいりませんでした。聴けば良かった。特にむしゃくしゃしてる時、馬券スった時、
聴かせて貰います。
うわーーーーっとぶっ飛ばすシャウトでスカっと。
取り付いた怨霊を除霊してくれるよ。

ありがたや。

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聞くところによりますと、ジャニス・ジョプリン嬢のレコードを聴いて、ロックに転向なさったとのことですが、
発生する声が明らかに違い己物なのに敬服します。
容赦無くこの地の声で。クラシックとも違う、この大声は米喰って出る大和声、
しかしカルメンさんはハーフの方と。
イエーもベイビーも無い
土地の力は凄まじい。


(山)2007.10.29


Maki Annette Lovelace/伊藤牧さん資料


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