一触即発 四人囃子 1974 その昔、洋楽のライブに行くと前座に日本のバンドが演奏していたよ。 渋谷公会堂とかでもS席、A席が有ってたしか2500円くらいで見れて、しかも当日券が有って、そう言えば今日、やっていたよなあとふらっと行って見れたのだ。で、まず日本のバンドが登場して見たよ。 四人囃子を私は見たのだ。それも2回くらいは。 どなたの前座だったでしょうか。ロビン・トロワー氏だったか。見たのだ。 それが・・・・まるで印象に無し。ちいとも来なかった。?????。 これは多分に聴く気が無かったとしか思えず。 前座は辛い。 自分のバンドでも数回有名な方の前座をやらせて貰ったことがこれでも有りまして。山崎ハコさんの時、これは辛かった。完全早く終われ、何をやっても帰れモードで。そりゃそうでこちとらポップ・グループ・ヘヴィメタ版みてえなことやってたんだから合うわきゃあねえがな。一部外人さんにはウケて嬉しかった。が、悲しゅうて、ハコさん逆恨みしちゃったよ。凄いウケてたもん。ライブも見ずギャラも貰えずとぼとぼ帰った。 なかなか聴く気の無い人を相手にメインを喰うなんてこたあ出来ません。 それで何回見ても顔を覚えられない相撲取りみたいに、四人囃子さんを思ってしまった。 30年振りの彷徨です。 一触触発 ![]() 1974年作。 最近、そうとうニッポンロックに免疫出来ました。聴く気ばんばんです。こちらからお迎えに行く用意は万全だよ。 どんな音楽だったのだろう?とどきどき。 耳話で、日本のプログレであると30年分焼き付いている。しかし人の話より自分の耳を信じねば。 ![]() たしかに 最初、聴いて思い出すは、ピンクのフロイドちゃん。ELPに、パープルに、ヒープ。 うーむ、やっぱどうもおとなしいカッティングだなあと思う。それにもう端正な演奏。 上手いぞえ、どのバンドを聴いても日本のバンドは。 それだけプロへの障壁が高かったのか。イーターみたいなバンドが勢いでデビューなんてことは不可能だったん。 はねられて撥ねられてそれだけは知ってますねん。 端正なだけに・・・多分、返って印象が薄かったのかもしれません。初期ロキシーみたいだったら誰でも耳によきにしけ悪きにしけ刻み込まれる。 レコード聴きは一回目で決まる。 喰い付き有りました。何回も聴きます。そしたらじわじわっと来たよ。 気が付きゃメロディと歌覚えて謡えるくらいに。 ♪ともだちがくれた犬をつれて 友だちがくれたあ♪ A面2曲、B面2曲ってことにも気付かず。つうかまるで気にせず。ってことはまるで長尺にも関わらず飽きてない。 これは年齢と共に時間感覚が圧縮されて、もしかして時間鈍感になってるのかもしれねえけど。 いいこともあるもんだ。 ![]() A面は3曲です。この盤は。最後に「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」が入ってる。クレジットされて無い。これは安かったからポニーキャニオンだから再発のLPを買ったんだろうかと。ボートラですか。 ![]() 儲かったです。 完璧なシングルだったから。 ハチロクの疾走リズムに乗って、多分歳の離れた弟の円盤拉致しかも喜んでる歌が聴けた。まいう。 タイトル曲の一触即発に即発される。スリルスピードサスペンスの3Sで、剣は舞うはサンタナさんは踊るわ、超ロックがやって来たよ。 それで B面も3曲です。ドワーっとメロトロン嘆くインスト「ピンポン玉の嘆き」終了後、クレジットに無いインストが。 これもボートラなんでしょうか? いきなし湘南の喫茶店のイチゴパフェのフュージョンがあ。 間違えて違う方たちの曲がいりこんだのかと思いました。 びっくりしたけど その厚かましさの無い、肉を内部にたぎらせた、紳士さはきっと日本のカンタベリー地方の方々だと思います。 それと全日本語の歌詞に、はたと手を打ったことがあり。 洋楽真似だけじゃ出来ない。 ちゃんとそれで演ると歌うと自分から出て来ないとこんな音楽は出来ないのか。 (山)2007.5.28 資料 入手先参考、アマゾン 円盤に乗った動画 四人囃子yoninbayashi 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ http://www.youtube.com/watch?v=G6T0yF-y89o |
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みなさんオピニオン | ||||
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