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ろっくす超大特選盤


試聴はここで







*ついにアトランタ・リズム・セクションの6作目
「ロックンロール魂」が再発です。昨年の3月に(気付くのおそーい)。ゴト・ディスクスってとこから3rdとのカップリング2in1CDで。これほどのアルバムが入手難だったつうのもバチ当たりモノ、いつまで存在してるかわからんし即効で感謝しよう。邦題はぐっと来るものありながら原題を見るとちょっと意味が違いそう。「ロックンロールに変わるべきもの」って意味かも。不遜とゆうよりこれはついに自分達の音楽を完全に掴んだって自信の表れかと思います。聴かば大いに納得。どこを聴いてもARS。脂乗り切ってバンドにとって一番幸福な時期であります。何と言っても最初のブレーク・キラー・シングル「ソー・イントゥ・ユー」入り。70’sを代表する夜の完璧シングル。こいつの素敵さと来た日にゃあ言語道断雨あられだなや。後日(76年12月だからすぐだな)、歌詞を含めて大感謝いたす所存。やたら出ているベストにも必ず入ってるけどよう、ここで聴く、次がアウトサイド・ウーマン・ブルースって、この瞬間を味わえるのはこのアルバムだけです。完全自前で鉄壁の曲が書け、プロデュース出来、エンンジニアリングもミックスもとゆうARS。6作目に至るまで少しづつ自分の音楽ど真ん中へ至る洗練の道を歩んで、さらにはヌカみそ発酵も同時にやりやがって、スキっとしながら臭いぷんぷん、この境地に達することが出来るのは、世界中に数有るロックバンドの中でもそりゃもう稀有だ。
ハナの1曲目からやられる「スカイ・ハイ」。ジグソー曲では無しよ。サビの食いも快感なサザン・ロックハード。やり方はライバルであり朋友であるレーナード・スキナードと同じ。しかしこれほど聴き感触が違うってのも、音楽ってマジックだよな。演る人間が違うんだから出て来る音も違うのは考えてみりゃ当たり前だけんど、それを実際形にする、出来るってのは。
2.の「ヒッチハイカーの英雄」では裸足で大都会アトランタの夜、アスファルト上を疾走する野郎の姿が見えます。
3.「伝言をミスるな」は南部ブギー&ファンキー。3杯目バーボンでそろそろ酔いが廻りながらも元気一杯。
4.ジョージア・リズムは、ジョージアの青い空。ギブソンとか聴こえるのが妙に嬉しい。サザン・ロックはギブソン。ピアノも大ロール。
ここでA面終了。
5.「ソー・イントゥ・ユー」。めろめろになります。
6.アウトサイド・ウーマン・ブルース。深夜のブルース。バンドとして稀有な臭みを獲得したARS。白も黒も関係無く、その味で極上のブルースに。誰でも出来て誰にも出来ないつう極意獲得です。
7.「みんな行くのね」。腰貯めファンキイ。この音の絡み合い、ああグルーヴィ。
8.ネオンの夜。バンドのテーマ曲みたいなもんだわ。聴けばにんまり。ここはジョージアでしかしビル群に囲まれた地下一階のちょっとゴオジャスな酒場なのですね。
獲得したARSの音はこれです。ドカーンとドパーンと打ち上げ花火とゆうよりも、あれ線香花火?かと思わば、いつまでもピカピカしてて次第に光が周囲に満ち溢れ・・・
クセになります。
味の濃さから好き嫌いはしゃあないが、アメリカン・ロックが到達した最高峰頂上なのは、これ、確信、
確かに信ず。
ロニー・ハモンド氏の声ってレイ・デイビス氏、ひろみGOにちょっと似てる。かも。

(山)2006.2.2



<完璧なシングルを讃える会>より

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So into You
Atlanta Rhythm Section
1977/2


本日の「完璧なシングルを讃える会」は

ソー・イントゥ・ユー
アトランタ・リズム・セクション


1977年2月4週37位エントリー、最高位7位に登りつめた、ああ、これこそ完璧だ曲です。
ARSはその名の通りアトランタ本拠地のサザンなロック・バンド、結成は1970年、しかしてそのブレークはこの曲から。苦節7年、いざパンク流行前、いざカリフォルニア旅館ヒット直前でとことん発酵したサウンドを。デビュー当時からライバルのレーナード・スキナードとは違って不思議な雰囲気のバンドでサザン勢では外道な存在だったかも。でもど真ん中かも。
最初のヒットは74年にありました。アルバムThird Annual Pipe Dreamからの
ドラヴィル
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本拠地、出身地のお歌。最高位35位で2週だけTOP40エントリーした。もう既にすっかりARSでして、ただまだうんにゃこれはレイドバックだサザンだって言えます。だって歌詞が

ドラヴィル〜、大都会の中、田舎にちょいとタッチ
ドラヴィル〜、大したとこじゃない でもそれは故郷

おいらの友達は言う ニュー・ヨークに行った方がいいんじゃねえか
ニュー・ヨークはいいわ でもそこはドラヴィルじゃない
毎晩、おいらはバリバリの音楽を作ってる
でさ、最高のヤツラがおるんよ ドラヴィルには
いえー、へいへい

んだんだ。
だもんでニュー・ヨークには行かなかっただよ。しかし夜な夜なアトランタの夜に出没して夜の帝王となるの。
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そしたら3年後にはこうなっちゃった。
どうゆう訳かムード・サザン歌謡に。
夜の世界は万国共通です。大人にゃ。0-0-0-0-arss-11.jpg
初めて聴いたのは無論ラジオの全米TOP40でして、その時の印象も「これはムード歌謡だよー」。だけんど週を追うごとにその魅力に抗えなく夢中に。もしかしてじゃ俺ムード歌謡が好きなんじゃ無いかーっ!ってアイム・ア・ロッカーの少年の心を惑わす。不逞の輩だ。
親父と見事なりました今ではまるで抵抗無く言えます。ムード歌謡が好きだ。レコ買うまでは行かないけれど。ははは。
でもこれらを安く中古で発見したら買っちゃうかもしれません。
「ムード歌謡全曲集」
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「ムードコーラス全曲集」
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「魅惑のカクテル・ナイト~ムード・コーラスをあなたに~ 」
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「GOLDEN☆BEST ~ 内山田洋とクールファイブ」
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やば。クールファイブは昔から好きだったのだ。東京ロマンチカも。だってさ、モノクローム・セット入ってるじゃん。ああ東京砂漠。
ジャケ定番はシャンペン・グラスのようです。ARSの次回ブレーク・アルバムのタイトルが「シャンペン・グラス」。じゃないや「シャンペン。ジャム」。
その梅宮辰つぁんな魅力に参ってしまったのは当時様々な方面におったらしく、あの近田春夫氏も「ロキシーの夜」ってシングルはこのARSに相当入れ込んで作ったらしい。
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らしいというのはいまだに聴いたことないからですけんど。
実はソー・イントゥ・ユー、このシングル盤を日本盤、米盤その他で見たことがありません。で、ジャケ絵探したんだけどこれが見つからない。もしかして相当レアなのか。出たら250円って気もするが(^0^)。見つからないなら作るしかないってことで上のジャケは作らせて貰いました。
ご容赦。
さて、その魅力。口でも文でも踊りでも説明することが、これまた難しいすよ。ただ試聴していただければ一発で、はい。イントロから衝撃的です。背中に戦慄のエレピ群。軽〜いファンクに乗せてあのロニー・ハモンド氏のダルなヴォーカル。複数のギターのちゃらんこリズム。間奏では夜のチュンチュンすずめ達のツイン・リード・ギター。何よりもこのまたーりとした音色。後半の悶え狂うギターソロはもう鶴岡先生の師事したかと思うくらいでごじゃります。
歌詞はどーでしょー。やばい予感が。エロ入ってるんじゃないかー。
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あなたが部屋に入って来たとき
揺れる気持ち ヴードゥーがやって来た
あなたのその姿に私は囚われ
でもあなたの目から私の目はそらすことなど出来ず
今や無情にただここで立ち尽くすのみ
私の中に入ってきてください お願い

私入ってます とってもあなたに
私、他には何も考えられません
私入ってます
他には何も考えられません

どんな風になってしまうのか思う
私が私の横であなたといるときはいつも
それはもう素敵 ご存じないか
あなたの頭の天辺からつま先まで
あなたを愛でよう とことんとことん
私入るあなたに あなた入る私に 私はいるあなたに ひゅー

ギタあ

私はいってます
私入ってます うううーううううーうううう

あなたが部屋に入って来たとき
揺れる気持ち ヴードゥーがやって来た
あなたのその姿に私は囚われ
でもあなたの目から私の目はそらすことなど出来ず
今や無情にただここで立ち尽くすのみ
私の中に入ってきてください お願い

私入ってます
他には何も得ることなど出来ません
私入ってます
他には何も得ることなど出来ません
のののー カマンベイビ
私入ってます
聞きなベイビー
俺を狂わせてくれおお
私入ってます
これが愛だよあなたへの
カマンベイビ
私入ってます
入ってますてばさ

ああギタア

凄いね。放送禁止ものです。めくるめく愛の世界をあなたに。
特に「Me into you, you into me, me into you」のキメのとこやばいです。実況中継じゃ無いんだから。何のだ(^0^)。
だからもう
大人にゃ。0-0-0-0-arss-11.jpg

(山)2006.7.28


入手先参考(US盤ロックンロール魂、2in1、試聴可能です、アマゾン)

入手先参考(ベスト盤、同)

ARSのソー・イントゥ・ユーでユー・チューブを検索したら

So into You←何なんだーこれは。曲はバッチリ聴けます。

Dweezil & Ahmet Zappa - Peavey Medley Part 2/5 (The 70s)
↑ザッパ師匠の家族がー。一瞬「入ってます」。かなり楽しいぞ。しかも血が争えないアレンジ。

内山田洋とクールファイブ/東京砂漠の動画




The English translation page : here.




みなさんオピニオン
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