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ろっくす超大特選盤


ゼアズ・ア・フィスト
ジョナ・ルウィ
1978


英国の音楽史上、一回だけ有った稀有な時代があります。
それは1970年代の後半。
為したのはスティッフ・レコードとゆうインディーズの元祖。
パンクのどさくさに紛れていわゆる負け犬に落ちぶれた様々なおっさんミュージシャンを再デビューさせました。
反メジャーなら何でもパンクだ作戦。
まったくもってこいつは痛快無比、
だってさ音楽好きなら銭金抜きで好きな音楽に関わる仕事をやりたいじゃねえすか。
それが出来たってんだから。
その野良犬ミュージシャンの中の一人が

ジョナ・ルウィ
Jona Lewie
氏です。



英国南沿岸のサザンプトンにて1947年3月14日に正を受け、
5歳の時からピアノを習い始め、
16歳にてマジで音楽にはまってジョンソン・シティ・ジャズ・バンドに加入、
1968年に芸名ブレット・マービンと名乗りサンダーボルツつバンドでやりましたがまったく売れず、
芸名をテリー・ダクティに変更、ダイナソーズとゆうバンドを組んで、
何でダイナソーズってバンド名かとゆうとそりゃ決まってるじゃん、
当時ティラノザウルス・レックスが売れてたからさ。
そしたら何と言う天の助け、ヒットが出てしまいました。



Terry Dactyl and The Dinosaurs Seaside Shuffle
http://www.youtube.com/watch?v=fLtvakawa-k


1972年の7月15日に全英チャート29位で初登場、
以後12-5-4-2-2-5-10-15-26-37-46位。
最高位2位のバカ売れ。
どこがええんだこれの?とお思いの貴兄、
そうです完全にノヴェルティです。
またマンゴ・ジェリーって連中がヒットを飛ばしたようにこないな音楽がウケてたのよ青天の霹靂で。
モンティ・パイソンの後押しもあったと思えるブリティッシュ・ギャグの時代だ。

まあ当然の如くこのあとはカスった1曲のヒットを残しただけの二発屋さんに終わり、
またも草葉の陰に。
社長のジョナサン・キング氏はかまってくれないし。
そして6年が経ち、どこでどうやって生きてたか、生き延びてたらいいこともあるもんだ。
例のスティッフ・レコードが期が熟したと声を掛けてくれました。
彼に初めて面会した時のスティッフの担当者の弁です。

「ハキ溜めに埋もれた天才。とっても親しみ易いけど、とにかくものスゴク不思議な男だった。」

それで契約するんだから、いやなんともナイスな会社だ。
そんで1stアルバムを作ったのだ。すき放題やりたい放題させて。
ジョナさんの好きな音楽は言えば78回転レコードの時代のピアノ・ブギやピアノ・ブルース英国編。
作る音楽はと言えばそれに基づいたまんま。
えーと
強いて言えば、10CCのこれが無ければアイム・ナット・イン・ラブなんだけどなあって
部分を増幅させたもの。
”世界一のイモバンド”や”芸術こそ我が生命”の。
あ、
行かないで〜〜〜。
じゃ強いて言えばビートルズの”レディ・マドンナ”だ。
それならOKでしょう。強いて言い過ぎだけど。
イギリスとゆう国にヘソが有るならばそのおヘソの臭いみたいな音楽す。
おヘソの臭いってのは誰だって懐かしく愛らしいものです。



A面



1. ベイビー・シーズ・オン・ザ・ストリート
The Baby, She's On the Street




無謀にもシングルカットにした歌。マジなピアノ・ブギで、反流行と言う面では完全にパンクだ。
コーラスはゴドレー=クリームしとりますで。好きな方にはたまらん。

2. ラフィング・トゥナイト
Laughing Tonight


超高速ポゴダンス・アイリッシュ・トラッド。感想を求められて説明せよと言われたら口ごもる。
何なんでしょうこれは?

3. バンガランガ・ブーメラン・マン
Bang-a-Lang-a-Boom-Er-Rang-Man


突然無茶にいい唄が登場。10CCの表素敵な部分と似てるのは同じ国の人だからです。

4. フェアグラウンド・ライド
The Fairground Ride


題名の通り、遊園地のメリーゴーランドに乗ってる気狂いピエロの様子を活写したキチガイブギ。

5. オン・ザ・ロード
On the Road


強いて言えばエリック・クラプトン師をも彷彿させますラブリーな歌でして、
これをシングルにしたらええんじゃないかいと思います。
パブの匂いが超濃厚。好きだから涙まみれになって聴いちゃう。

6. ヴ・エ・モワ〜貴方と私
Vous Et Moi


凶悪なヴェルヴェット・アンダーグラウンド憑依ソング。ほれあのカルトQの曲とクリソツなのだ。

B面



1. アイル・ゲット・バイ・イン・ピッツバーグ
I'll Get By In Pittsburgh


スコッチを36杯飲んだあと作って演奏したとおぼしきサンドイッチマンのトム・ウエイツさん憑依歌。
これが78回転世界ね。

2. ビューロクラッツ〜官僚主義者
Bureaucrats


モンティ・パイソン突入。今も昔も役人は働かないの。マジで。ウチに強烈な証拠あるで。
いざとゆう時開陳してやる。
の話は別にして
”税関をうまく通り抜ける方法、教えます!”って歌だそうです。
そのまんま裸のテリー・ギリアム氏とジョン・クリーズ氏で展開しそう。
アナウンサーはエリック・アイドル氏。

3. ハレルヤ・ヨーロッパ
Hallelujah Europa


http://www.youtube.com/watch?v=qVGRVwW2j5E


欧州ですから。突然テクノが登場。YMOがジャパンしてクラフトワークになったみたい。陳腐な例えすまん。


ハレルヤ、ヨウロッパ
エッフェル塔と共に
そしてピザの斜塔もね


って地名を織り込んでの観光ソングになっております。
あわよくばECで広告に使ってくれたらビール1年分の金が儲かると思ったらしいがかなわなかったらしい。

彼は鍵盤奏者、こうしてテクノも出来ます、が、このあと思いもかけぬブレークにつながるのだ。

4. ポリス・トラップ
Police Trap


かなり悪意に満ちたトム・ロビンソン氏をモデルにしたとゆうピアノ・ブギ曲。
よくわかんないけどじわじわとおかしいモンティなあの世界です。

5. フィーリン・ストゥーピッド
Feelin' Stupid


バカの歌です。伝統です。せねばなりません。これをやるとスティッフの皆が歓びます。
レーベル・カラーです。それが好きです。

6. ラスト・サパー・アット・ザ・マスカレード
The Last Supper At the Masquerade


スライド・ギターとパオパオオルガンが鳴り響くフィナーレ。
もしかしたらこれで一巻の終わりかもつう思いを込めて、
徹底的に盛り上がる阿呆世界。

で、ほんとに終わりだと覚悟してたかもしれませんが、
そう覚悟した時に初めて当たるのが馬券で、
いや音楽ビジネスの世界で、
このあととんでもないヒットをジョナさんは飛ばすのであった。

一番予想しにくい馬みたいなもんだな。
ジョナさんだけに前の師匠、ジョナサン・キングさんみたいでもあり
ジョナさんだけに、ジョナサン・リッチマンちゃんみたいでもあります。

この記述で、聞きたいなーと思われる方がおりますかどうかは自信が全くございません敬具。



(山)2010.9.29

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資料(英版)

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