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ろっくす超大特選盤

Elastiqueに行く


ユー・キャント・ビート・ユア・ブレイン・フォー・エンターテイメント
ストレッチ
1979


CDどころかダウンロードの売上も急速に落ちているそうです。
ろくなもんなねえから買わねんだよってのも当然ございますが、
やっぱそりゃユーチュウブの存在もでかいわなあ。
検索一発でロハで見聴けちゃうんですから。
買わなくたって別にてのはこの金のない時代そりゃ人情というもの。
特にヒットオムニバスものは壊滅に近い状態じゃないかな。
神経質なミュージシャンはことごとく削除依頼かけてますけど、
メジャーなほどアップロードとのイタチごっこ。
それで一旦、CDを買うって行為をしなくなる習慣がついてしまえば、
売れないミュージシャンはポケっとレコ屋さんでCD置いてたって、
それこそ以前よりさらに放置されちゃう運命に。
だからやむなくチュウブでせめてその存在を示さねばなりません。
で、さらにCDが売れなくなるとゆう悪循環に陥ってます。
これはもう確実に音楽の流通形態が変わったのだ。
所有と言う概念が消えた。
人類共通の財産となったとゆうか、サーバーがレコード棚に変化した。
LPならまだしもCD、よりデータ化したダウンロードなんて持つ実感無いですし。
私もそうですが買うのは、どこでもどうしても聞けないもの、
聞きたいが為にしょうもなく、しょうもなくってのもなんですが、買ってたりして。
となると
問題は著作権。著作権つうかそれで生計を立ててるミュージシャン側で、
CD販売で印税が入ってこないとなるとライヴで稼がにゃなりません。
その宣伝のためのCD、動画ってことに。
今までと逆。
そうなると昔すごかったベテランは今とのギャップで苦しくなりますが・・・。
でもそりゃ何か妙だと思いませんか?(ライブの復権は正しいけれども。)
そもそもチュウブってのは人様の動画で商売してるのですから、
広告収入で儲けてる訳で。
そこに著作権が存在してるのなら、
違法なものは削除してるんですけどねえ、
じゃなくて
払えばいんです。チュウブが。閲覧回数に応じて。
民放TVと同じ理屈で。
何かネットは無料って世間認識に乗ってるけどね。
さて
そんなこちらにとっては何か釈然としないどっかやましい気持ちの中
天国の状態でも
やっぱ無いものはございません。
昔、売ってないようどこにもないようとレコ屋さんをハシゴしたのと同じことをネットでやらざるを得ないものも。
買いましょう私も買った
今日はそんなバンドです、
本日のスタア!

ストレッチ
Stretch




スタイリースタイリーな健康運動器具では無くて
70年代のブリティッシュ・ハード・ロック・バンドです。
親玉はメガネの唄うギタリスト、エルマー・ガントリー。
誰に似てるってあのドナルド・ボブ・ウエルチ氏にそっくり。
で、何とフリートウッド・マックの替え玉として全米ツアーしたとゆう悲しい経歴を持ってまして。
その結果は恐ろしいので聞きたくなんですが、
そんなひでえ経験を乗り越えて自分は自分だとデビューしたのだ。
数有る英国ブルース・ベースのブギ・バンドとして。
1stアルバム”Elastique”リリース。
そしてラッキーなことにシングル・ヒットをものにする。
まずはお聴きください。

英国チャート1975年11月8日登場、最高位16位の



Why Did You Do It?

http://www.youtube.com/watch?v=Qe8s6PNlYnI


イギリス・ファンク史に燦然と輝く名曲です。
はい、クライマックス・ブルース・バンドの例に違わず、
この時ブルースバンドが生き残るにファンクで突破するしか無かったこれが挙げ句。
当然一発屋。
だがこれでレコードを出し続けられる地位獲得したのだ。
しばらくは。
そしてその1年後、勢いに乗って出した2ndアルバムがこの

ユー・キャント・ビート・ユア・ブレイン・フォー・エンターテイメント
You Can't Beat Your Brain for Entertainment




アンタは売れ筋ではオツムをガツンとさせることなんぞ出来ねえぜ

とでも申せましょうか。
そうです。そりゃ売れたが、ファンクだって好きだが、俺たちゃそもそも好きなのは

ブルース、ブギ&ハード!

それがやれなきゃ何がバンド商売だ、干されようがどうなろうがそれで行くのだ。
当時でさえ今更と揶揄されそうな、
ま、もしかしたらいつだって今更&古臭いと言われそうな、
直球野郎の熱情ロック馬鹿一代、
たまらんほど最高だぜ。



1. Fixin' To Die

http://www.youtube.com/watch?v=No5HeCYG4Y4


じょわりーん。生ギター。生ギタでスライド。
下衆声でブルース。どすこいどすこい押し相撲八百長無し。

2. If The Cap Fits

ぱおーーハモニカ、ストーンズスタイルの扇情リフ、あそこで出会って狂ったハード
あるよここに。顔を塗らないキッスですけど、塗ってなけりゃいらないよなんて言わないでネ。

3. Way Life Is

シンコペぐんのスロー・チューン。フリー、バドコ&レイナード・スキナードと脳裏に浮かぶ。
いつの間にかこの世から消えた類の。
誰が消えていいって言ったのだ。俺は言った覚えはない。

4. That's The Way The Wind Blows



突進ブギ。テイラー紀ストーンズが血生臭く悪魔突進してた頃の。
ストーンズがやらなじゃ意味無いと申されますか。
確かにそりゃそうも、そうじゃないよ。モットだってシルバーヘッドだってイカしてたじゃん。

5. Hold Up The Light

ががががががががががががががが

このががががにピンと来たらどうかよろしく。

6. Can't Get Enough

http://www.youtube.com/watch?v=ibpv7ekvOBI


千載一遇諸行無常、マーク・ボラン氏が、イアン・ハンター氏が、そりゃストーンズも
キッスもさらにはパワー・ステーションだって、求め続けたロックンロールの夢。
すべてはこの、満足出来ねえ、やり続けねば。
70’sグランド・ブギ・ハードの大傑作曲です。
ロック快感のツボだ。

7. Hold On

一転、メロウに。押してばっかじゃ力は出んブギ。

8. Put Your Hands Up

エレキ・スライドで粘って粘ってカマすこれはヘヴィ・ロックと言うのだ。
闇夜に放つもの。闇屋が放つもの。
親分エルマー、あまりに気持ち良くて脳から快感物質大噴出セール中。

9. Love's Got A Hold On Me



ぐんがつげつごつ、ががが、ぐんがつげつごつ。
左手でワシってネックを掴んで小指で常人じゃ届かないフレットに目がけてセーハ制覇すれば
ここにボラン・ブギ完成。
我らの。

10. Feelin' Sad

〆のラーメンは背脂ぎっとんぎっとんでサッパリとラーメン・ブルースでどうぞ。
臭いかこれ?

何しろ暑っ苦しいし脂っこいので油断すると腐るのがハードロック。
齢重ねて相互暗黙了解のもと、慣れ合ってキモ悪い懐かしおっさん空間になりかねないのが

ロック
ブルース
ブギ


うるさいよ、オッサンども、ロックロックって。
ろくでもねえ。
今のほうが上手いし何しろ古臭く無いじゃん。
何だって新しいものが良いんだし勝つんだよ。

そうゆうこと言うか
その口で
えーー
ねじ込んでやるこれでも喰らえ
用に

老若男女同志諸君、各人怠りなく装備してくれたまえ。
威力はワシが保証する。

犬
犬
犬
犬
犬
猫

あ、
なお
ここでガシガシガシガシ雨にも負けず風ニモマケズ
徹頭徹尾ビートを叩き続けているドラマー、
ジェフ・リッチ君は、後年、メジャーリーグに移籍、
あのブギ神同志
ステイタス・クオーに
入部いたしました。

(山)2011.3.3

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You Can't Beat Your Brain for Entertainment

You Can't Beat Your Brain for Entertainment: Remastered

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資料(英版)


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