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ろっくす超大特選盤

ババクーム・リー
フェアポート・コンベンション
1971/11


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余計な序
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歌は世につれ世は歌につれ、
何故に歌は作られ、歌われ、愛されるのか。歌っても聞いてもいっこうに腹は満たさないそんなものが。
下手すりゃ一生関わって一銭にもならないかもしれんのに。
その問に完全に答えてくれる音楽は少なし。
あまたのものは惰性で溢れ惰性で耳に入るものなり。
貧すれば鈍す。
喰うに困る恐怖に日常さらされる現在では、銭と等価の音楽しか存在しえぬのはいたしかたがないことなのかもしれぬ。
だが、
そもそも音楽とは止むに止まれぬ衝動を持って生まれ、聞かれるもの。
人とゆう厄介な変種動物のみが心の糧として求めるものである。
故にワーキンワーキンしてもプアプアの結果として得られるなけなしの銭を払ってわざわざ買い求めるもので、
別に人をセレブにしたりリムジンに乗らせるためじゃねえよそれは自明の理だ。
自分もそうなれたらいいなあと憧れるだけ、その代償、証拠としてだけ聞くもんじゃないそれは自明の理だ。
そんな
自明の理がアホなんじゃないかコイツとゆう目で見られるアトミック爆発後のこの時代に、
私は問いたい。
このアルバムこそ我らが音楽を、歌を聞く理由が、答えが存在する稀有な盤なのではないでしょうか。うんそうですがな。

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そもそも
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さかのぼること43年前、
1968年の6月に英国発フォーク・ロック・バンドとしてデビューしたのが

フェアポート・コンベンション
Fairport Convention


フォークとは何だを求めるうち、米国産を倣う態度から自然と己の地の伝承歌=トラッドに目を向け、
元祖エレクトリック・トラッド・バンドして成果を結実し、一躍時代の寵児となる。
その後、本気で求道する者同士が集ってこその宿命、僅かな志の違いが決定的なこととなり
歌姫サンディ・デニー氏抜け旅立ち、
豪腕ギタリストで有り歌を書く柱の一角、リチャード・トンプソン氏去り、
残りし猛者どもが只者で無しを証明した2枚目、
通算7枚目、
1971年11月に世に発したのが

ババクーム・リー
Babbacombe Lee


メンツは

サイモン・ニコル(Simon Nicol、ギター、ダルシマー、ボーカル)
デイヴ・マタックス(Dave Mattacks、ドラム、電気ピアノ)
デイヴ・スワーブリック(David Swarbrick、フィドル、マンドリン、ボーカル)
デイヴ・ペッグ(Dave Pegg、ベース、マンドリン、ボーカル)

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ババクーム・リーとは
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ババクームとゆう地のリーとゆう人物のことである。



とある日、
三人デイヴのうちの一人、スワーブリック氏が趣味の骨董品店巡りをしてたら、ある店で発見したのが一枚の古新聞。
目に止まったのがひとつの記事。



”絞首刑で死ななかった男、ジョン・リーの自伝”

時は1884年、地はイングランド島南西部のババクームとゆう村、





生まれた時が悪いのか、それとも俺が悪いのか、運命の荒波にのまれて無実の罪に問われた男、
ジョン・リー。
仕えてた女主人キース嬢殺害容疑。
動機もわからず、証拠も曖昧、ただそばにいて犯人と見なしやすい存在であったがために、
警察のプロであるが故の慣れの果て、職業的怠惰と決め付けのために。
みんなみんなメンタリストのジェーンや七曲署の連中なら世話は無く、多数はそんなもんであるがために世に不幸の種は尽きまじ。
そして
あまりにも本人の無実の主張が、堂々たる態度をうみ、それが陪審員の反感を呼び、あえなく裁判で有罪確定。
死刑執行。
だが
何と言う神のいたづら、いやご加護、
一生のほとんどをツイてない君であった野郎が、最後の最後、一番ツイてない場面で、最もラッキーに遭遇した。
絞首台のスイッチを押しても下の板が開かなかったのである。
しかも三回連続。
その結果、慈悲深き女王陛下、刑を終身刑に減刑して下さり、
模範囚として20年お勤め後、その行方は知れず。
これもさだめか
自伝を新聞に書くことになり・・・・・



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そして因果なるこのレコード
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その記事を読んだスワーブリック氏。天から降ってくる降ってくるこれを歌にせずは何ぞお前は音楽を為すや?の声。
当初は一曲のつもりが2曲になり、片面分になり、そして盤一枚分に。

必要だからそうなったフォーク・オペラ、トータル・アルバムと化したのだ。
従って曲目記載無し、



A面は



少年時代のジョンの回想、キース嬢やグレン家の人々との出会い、・・・うんちゃらかんちゃら

B面は



自分の裁判だとゆうのに、僅かな発言しか許されず、狼狽した傍観者でしかなかったジョン。
運命の波は・・・うんちゃらかんちゃら

とあらすじで、
実際、レコードの盤の溝の曲間を示すスペースは表2本に裏一本。

ガチンコです。

で、そのとんでもねえ情熱を受けたレコード会社アイランド。



で、そのとんでもねえ情熱にふさわしき音の数々に遭遇したレコード会社アイランド。
社運をかけたね。
他で多少儲けた分をこっちへ。
見開きジャケはもちろんのこと、
ジョン・リー自伝記事掲載、



挿絵、



恐ろしいことに全部その自伝を網羅してる歌詞だってもちろんのことレコードフォールド袋に全掲載。



赤字が何だ、ここで出さねばレコード商売人の沽券にかかわるわ。



そして
そのとんでもねえ情熱を受けたレコード会社アイランドの情熱を引き継いだ東京ジャパン・キングレコード。
この勝負受けねば何の為に仕事する。
全部まるごと入れたは当たり前、さらに全文完全翻訳です。



じっくり読みゃあ聴いてる時間と同じくらいになっちまうよ。

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伝承
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時は経ち世はCDの時代に。
産み出したあの情熱のアナログ盤は今何処。
再発なされたはいいが、今度はあのしちめんどくさいオマケはいっさい入らなかったとゆう。
しかし
無実の者をむやむやと殺さなかった神様は、21世紀にもバカやる大馬鹿野郎を呼ぶ。
我が国紙ジャケ再発時に、再び完全なる形で蘇らせたといいます。
曲名だけは、再び付けられ
細分化されの

side A

1. ザ・ヴァーディクト
The Verdict - read by Philip Stirling Wall

2. リトル・ディド・アイ・シンク
Little Did I Think

3. アイ・ワズ・シックスティーン(パート1)
I Was Sixteen (Part 1)

4. ジョン・マイ・サン
John My Son

5. アイ・ワズ・シックスティーン(パート2)
I Was Sixteen (Part 2)


6. 聖ニニアン島/トランペット・ホーンパイプ
St. Ninian's Isle/Trumpet Hornpipe

7. セイラーズ・アルファベット
Sailors Alphabet

http://youtu.be/K9f6voWbQ3c


8. ジョン・リー
John Lee



http://youtu.be/bUYOFQ9iLO0




※John Lee"/"The Time Is Near" - February 1972/3 (Island)



としてシングル発売



9. ニュースペーパー・リーディング
Newspaper Reading - read by A.L. Lloyd

10. ブレックファスト・イン・メイフェア
Breakfast In Mayfair

side B

1. トレイル・ソング
Trial Song

http://youtu.be/StFepSmXKuI


2. セル・ソング
Cell Song

3. タイム・イズ・ニア
The Time Is Near



※John Lee"/"The Time Is Near" - February 1972/3 (Island)
としてシングル発売



4. ドリーム・ソング
Dream Song

5. ウェイク・アップ・ジョン(ハンギング・ソング)
Wake Up John (Hanging Song)


さらにボートラも。

何故分割化出来たのか?無理やり?
それは実際、買って聞いていただければ。
答えは自ずと判明します。

そしてこればっかは
あそこでロハで聴くのと、
自ら手に入れ、
つらつらブックレットを眺めて聴くのと大違い。
トータル・アルバム、大河な重さの印象も、聞くと聴くのじゃ大違い。

愛される歌で伝えなければ誰も聴いてくれないのだ。

どうしても忘れてはいけない
二度と犯すは愚の骨頂の過ちを忘れぬために。

(山)2011.7.21

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ババコーム・リー+2(紙ジャケット仕様)

Babbacome Lee

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ろっくすフェアポート・コンベンションのページ

資料

英語資料

English Version



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