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ろっくす超大特選盤





*音楽つうやつは、所詮儲かるもんじゃあござあやせん。何てったって演ってる側も楽しい面白い。特に好きなことばっか演ってたら余計に。楽しいことしてお金が稼げたらこんな幸せはござらん。しかあし好きなようにやってたら聴いてくれる人が果たしているか。さっぱし予測不可能。ある水準技術の習得はこれ職業にしようとするなら当たり前として、当たり前じゃ無い場合もあるけんど、とにかく認められなければ、聴いて貰わねばお話になりません。
ここにジョアン・アーマトレーディングとゆう女性シンガー・ソングライターがおります。生息地は英国。1950年西インド諸島聖キッツ島出身。8歳の時にイギリスに移住し、音楽の人となる。ミュージカル「ヘアー」関係者パム・ネスター氏と知り合って業界入り二人で曲作り開始、72年に「Whatever's for Us」
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でデビュー、以来今に至るまでずうっとジョアンさんで有り続けてる。
ご覧のような風貌の女性す。
えー、東京競馬場の京王線の駅から競馬場に向かって入場券買って向かって左側の入り口から入り、無料のレースプログラムを貰って、丁度お昼、お腹が空いたので左手にあります立ち食いラーメン屋さんに入りまして食券買って渡して奥を見ると茹で上がった麺のツボを振ってるような方。その白いパコっと帽子を取ると頭がボワっ。すげーそんなに髪有ったのかーって驚く。
とゆう普通の人。多分イギリスでも。
となるとルックスで売ることは無理や。
となると音楽や。
声はバリトン男声。ライバルと申せますのは同じ国なら対照的な声の持ち主リンダ・ルイスさん。共に売れる売れないでいやあどっこいどっこい。ただしリンダさんは最近クラバー方面からラブコール有っての再復活ですんが、ジョアンさんはずっとジョアンさん。
そんなミュージシャンのレコードを信念を持って出し続けてくれるのはA&Mレコードしかなし。
好きなようにやってみなさいと偉人ハープ・アルパート氏。
パンク爆発直前76年に初ヒットが出ました。「Love And Affection」。何と最高位10位。機会がござれば聴いていただければこれがどうしてそんな順位になったか不思議なほどの地味曲。魅力があるのは間違いなし。だからって当然のように10位にする英国民凄いよ。
それで一挙にブレーク連続技かとなるかといやあそうでないのがジョアンさんだ。
次なるターニング点になったのがこのアルバム
「ミー、マイセルフ、アイ」です。
製作は英国畑、ゴーゴーズやドクター・フィールグッドとかやってますRichard Gottehrer氏(どーやって読むんだ)。
曲は全曲完全自作。音楽パートナーは紛れも無く、あの股ガミの深いギター・ジャンボリー男、クリス・スペディング氏です。
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セッションお仕事星のごとくあり。大抵は音楽に溶解しての名人芸で唸らす所業プレイに徹します。
が、今回はブライアン・フェリー・バンド及びソロに匹敵するほど己を出し。一旦出しちゃうと地獄のようなスペディング世界となる。
あの形容し難い不思議ノリのロックンロール、ギター・カッティング全開だ。
で、そんなんじゃますます売れるわきゃあねえずら。
しかし、売れました。アルバムは最高位5位。何とアメリカでも26位。
何故だ。
何故ならもうすんばらしく内容が、音楽が素敵だからです。
5回目からとんでもなくハマリ始める、こんなんが・・・聴く人は聴きいつのまにかそんな順位になる。世の中捨てたもんじゃねえよー。
シングルとなったタイトル曲も英国で最高位21位。
こんな歌です。
Me Myself I
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私はここに自分で座ります
そして貴方は私がそれを大好きだってことを知ってる
貴方は私が、誰かに来て欲しいと思ってないことを知ってます
私は自分でありたいと思ってます
私は一人でこの世界にいる
私に 私自身 私

私は中国に行きたい
そして日本も見てみたい
海を渡って航海したい
その海が干乾びる前に
私は一人で言ってみたい
私には一人分しか持分がありゃせんの
私に 私自身 私

私はでかい一発かましたい
そして90台の車を所有したい
ボーイフレンドが欲しい
そして笑ってやる女の子も
でもそれは土曜日だけ
六日間は一人ぼっち
そう私に 私自身 私
私に 私自身 私
そう私に 私自身 私

悪いヤツなんかになりたくない
魂で泣き叫びたくなんかない
てめえ一人だけを愛するって訳じゃない
群れたくないだけ
そう私に 私自身 私
私に 私自身 私
そう私に 私自身 私

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私はここに自分で座ります
そして貴方は私がそれを大好きだってことを知ってる
貴方は私が、誰かに来て欲しいと思ってないことを知ってます
私は自分でありたいと思ってます
私は一人でこの世界にいる
私に 私自身 私

こうゆう人だぞえ。メリサ・マンチェスターさん並みの決意&ストロングさだ。聞かば、当地では西インド・ブラックへの誤解、偏見は相当なものだと。雷同する事無く、「私に 私自身 私」で生きる、また生きねばならぬど根性、このアルバムで聴けば聴くほど来る。その境遇、とても理解すること不可能なれど。
参加音楽人は他にスティーリー・ダン「ガウチョ」にも参加のデビッド・サンボーン・バンド出身、フィールソーグッド・ギタリスト、ハイラム・ブロック氏。何と生まれは大阪だっつうブラックさん。
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ベースにはびっくりウイル・リー氏とマーカス・ミラー氏。
サックスには、あのクラレンス・クレモンズ巨体さん。
でも、音楽はスペディングちゃん、そして同じく形容し難き魅力のジョアンさん。
合わさってしもうてはたまらん。
80年の作なれど音は70’sの極み到達音。西インドだからレゲエもあれど移民レゲエ。
縁が巡って聴くことがあれば打ち震えること必定かと。私のように。
試聴リンクは貼るけど・・・・試聴で聴こえない音楽だろなあ。
全くもって2006年に縁がねえや。

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(山)2006.5.19


入手先参考(US盤、試聴可能です、アマゾン)




The English translation page : here.




みなさんオピニオン
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